コパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグが28日に行われ、アトレティコ・マドリーとバルセロナが対戦した。
試合は、ファーストレグを0-1で落としていたアトレティコ・マドリーが先制する。1分、ハビエル・マスチェラーノのロングボールをギリェルメ・シケイラがカットすると、ボールを受けたフェルナンド・トーレスが右足でゴールを奪った。
一方、リードを許したバルセロナもすぐに反撃。10分、右サイドでボールを持ったルイス・スアレスからネイマールへ絶妙なパスが渡る。抜け出したネイマールがペナルティーエリア内右から得点を挙げた。
同点に追いつかれたアトレティコ・マドリーは30分、フアンフランがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをラウール・ガルシアが決めて再び勝ち越しに成功する。
しかし、バルセロナも38分、CKのチャンスをつかむと、オウンゴールで同点に追いつく。さらに41分には、カウンターからネイマールがゴールを奪取。激しい点の取り合いとなった試合は、バルセロナが3-2とリードして前半を終えた。
逆転を狙うアトレティコ・マドリーは、ハーフタイムにガビが退場となり、一人少ない状況で後半を戦う。得点を奪えない展開が続くと、83分にはこの試合2枚目のイエローカードを受けたマリオ・スアレスが退場。終盤は9人での戦いを強いられた。
結局、後半は得点が生まれず、試合はバルセロナが3-2で勝利。2戦合計4-2でアトレティコ・マドリーを破り、準決勝進出を決めている。
【スコア】
アトレティコ・マドリー 2-3 バルセロナ
【得点者】
1ー0 1分 フェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリー)
1ー1 10分 ネイマール(バルセロナ)
2ー1 30分 ラウール・ガルシア(アトレティコ・マドリー)
2ー2 38分 オウンゴール(バルセロナ)
2ー3 41分 ネイマール(バルセロナ)
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