アトレティコ・マドリーは22日、スーペル・コパ(スペイン・スーパーカップ)のセカンドレグ、レアル・マドリー戦を1-0で制し、2戦合計スコアを2-1として同大会のタイトルを手にした。同試合にフル出場したスペイン代表MFコケは、タイトル獲得を喜びながらも、冷静なコメントを残している。スペイン『マルカ』が伝えた。
序盤にクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチのゴールで先制に成功したアトレティコ・マドリーは、前半終了間際にディエゴ・シメオネ監督が退席処分になる窮地に追い込まれるも、最後まで同点ゴールを許さず、完封勝利。タイトルを獲得した。
昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で敗れたレアル・マドリーを相手に、今シーズン最初のタイトルを獲得したアトレティコ・マドリー。しかし、コケは、「リベンジではない」と強調している。
「いや、この試合はリベンジじゃなかった。異なるトーナメントだからね。それに、シーズンは始まったばかりだ。僕たちはハードワークし続ける必要がある」
「今シーズン、選手が去って僕たちは難しい状況に追い込まれた。でも、僕たちは一体となってチームを支えた。このチームを信じ続けたんだ。その結果、昨シーズンに逃したタイトルを手にすることができた」
最後にコケは、シメオネ監督の哲学である“チョリスモ(シメオネ主義)”の精神が備わっていることを強調した。
「僕たちは1試合1試合に全力を尽くす。その後に、次の試合の準備をするんだ」
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