30日のリーガエスパニョーラ第7節、アトレティコ・マドリーは敵地ブタルケでのレガネス戦をスコアレスドローで終えた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チェルシー戦の疲労が色濃く出た展開になったとの見解を表している。
スペイン『マルカ』と『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。
「私なりのやり方で試合を読んだ。水曜(チェルシー戦)に努力を振り絞ったために、試合の勝負どころは前半にこそあったんだ。立ち上がりはレガネスに打撃を与えることができたが、後半に入って、時間が経過するとともに流れが途切れて行った。勝利と敗北の境界線は極めて薄くなり、水曜の疲労を感じられるようになった」
シメオネ監督はDFフィリペ・ルイス、DFルーカス・エルナンデスが不在の状況で、MFサウール・ニゲスに左サイドバックを務めさせている。
「最初は私たちが望んだような展開だった。ガビ、トーマス、コケによって中盤をコントロールし、サウールが左サイドを制圧した。前半は開始から20~25分間を主として、とても良かったように思う。その後には水曜の疲労がのしかかった。味気ない勝ち点1を持ち帰ることになったが、今後も働き続けなくてはならない」
またプレーの精彩を欠いていたように見受けられ、後半の途中でピッチから下がったFWアントワーヌ・グリーズマンにも言及した。
「私たちが彼に頼るのは悪癖だ。グリーズマンはいつも攻撃面の問題を解決してくれる。彼が決めれば勝利は容易なものとなり、そうじゃないときには難しくなる。ほかのストライカーが、彼がペナルティーエリアの近くにいられるよう、チャンスを得られるように助けなくてはならない」
シメオネ監督は一方で、過密日程をこなす選手たちの労をねぎらっている。
「彼らはインターナショナルウィーク終了後から、ずっと試合を戦い続けている。選手だって人間であり、すべての試合に100%の力で応じることは難しい。困難に直面しながらも戦い続けているチームには、大きな満足感を覚えている」
「私たちはアウェー戦を数多くこなしてきたし、まだ新しいホームスタジアムにも慣れていない。それでも、チームは良い感じだと思う」
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