アトレティコ・マドリーのガビがリーガ・エスパニョーラ通算400試合出場を達成した。クラブ公式サイトが23日に伝えている。
ガビは同日行われたリーグ戦第6節セビージャ戦にフル出場し、400試合出場を達成。チームはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンらのゴールで勝利し、記録達成に花を添えている。スペイン紙『マルカ』によればリーガ・エスパニョーラで400試合以上に出場している現役選手は元スペイン代表MFホアキン・サンチェス(ベティス、458試合)、同代表MFアンドレス・イニエスタ(バルセロナ、418試合)、同代表DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリー、408試合)の3人で、ガビは4人目の選手となった。
アトレティコ・マドリー公式サイトは試合後のガビのコメントを紹介。「とても幸せに思っているけど、こういった記録はキャリアを終えた時に評価できるものだと思う。僕は考えているのはこれからも多くの試合に出ること、そしてチームを助けることだけだ」とコメントしている。
アトレティコ・マドリー下部組織出身のガビは現在34歳。2003-04シーズンに1部デビューを飾り、翌シーズンはヘタフェにレンタル移籍をして修行を積んだ。07-08シーズンには活躍の場をレアル・サラゴサに移したが、降格の憂き目に合う。しかし1年で1部に復帰すると、主将としてチームを引っ張った。11-12シーズンにアトレティコ・マドリーに復帰。以降キャプテンとして中盤に君臨し、リーグ制覇や2度のチャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献した。また年代別代表の経験はあるが、スペイン代表としてのプレー経験はない。400試合の内訳は2度のアトレティコ・マドリー時代で計268試合、ヘタフェで32試合、レアル・サラゴサで100試合だった。
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