今夏前線の補強を目指していたバルセロナは、アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンにオファーを提示していたようだ。19日付でスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
史上最高額の移籍金でブラジル代表FWネイマールをパリ・サンジェルマンへと放出していたバルセロナは、同選手の抜けた“MSN”の一角を埋めるべく、ウイングのポジションの補強に奔走していた。
真っ先にリストアップされたのがリヴァプールに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョだったが、クラブの猛抵抗に遭い獲得を断念。最終的にドルトムントからフランス代表MFウスマン・デンベレを迎え入れていた。
しかし、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとのトリオ候補には同リーグのライバルアトレティコ・マドリーの“大エース”グリーズマンも含まれていた模様。
バルセロナはグリーズマンに対し、1億2400万ポンド(約188億円)のオファーを提示したようだが、補強禁止処分を受けているアトレティコ・マドリーは得点源の放出を断固拒否。クラブに忠誠を誓う選手自身も断りを入れたため移籍は実現しなかったようだ。
コメント