リーガ・エスパニョーラ第36節が4日に行われ、レバンテとアトレティコ・マドリーが対戦した。
勝ち点88で首位を走るアトレティコ・マドリーは、9連勝で迎えた敵地での一戦で、ジエゴ・コスタやダビド・ビジャらが先発出場。勝てば優勝に王手となる、重要なアウェーゲームに臨んだ。
先制したのはレバンテだった。7分、右CKを中央へ蹴り込むと、アトレティコ・マドリーのフィリペ・ルイスに当たったボールがゴールへ転がり込んだ。前半立ち上がりのオウンゴールで、試合は早くも動いた。
1点ビハインドのアトレティコ・マドリーは13分、後方からの浮き球のパスに反応したダビド・ビジャが、胸トラップから右足を振り抜いたものの、シュートはGKに阻まれた。前半は0-1で終了。レバンテのリードでハーフタイムを迎えた。
1点を追うアトレティコ・マドリーは後半開始から、アドリアン・ロペスとアルダ・トゥランを投入して打開を図る。62分にはジエゴをピッチへ送り出した。67分、トビー・アルデルヴァイレルトがペナルティーエリアの外からミドルシュートを放つと、相手DFに当たってコースが変わったボールは枠を捉えたが、GKのファインセーブに阻まれ、同点弾とはならなかった。
すると69分、次のゴールはレバンテに生まれた。左サイドからヴィクトルがクロスを上げると、中央のダビド・バラルがフリーの状態でトラップし、右足シュートを押し込んだ。
試合は0-2で終了。アトレティコ・マドリーは敵地で完封負けを喫し、連勝は9でストップ。勝ち点は88のまま、リーグ戦は残り2試合となった。今節でともに引き分けた2位バルセロナは勝ち点85、3位レアル・マドリーは同83(1試合未消化)となっている。
【スコア】
レバンテ 2-0 アトレティコ・マドリー
【得点者】
7分 オウンゴール(フィリペ・ルイス、アトレティコ・マドリー)
69分 バラル(レバンテ)
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