アントワーヌ・グリーズマンの契約解除金が大幅に下がったようだ。スペイン紙『アス』が2日に伝えている。
マンチェスター・U移籍へ「60パーセント」傾いていたグリーズマンは6月、アトレティコ・マドリーとの契約を2022年まで延長した。これは18歳以下の選手登録に関するFIFAの規定違反で今夏の補強禁止措置を課されたアトレティコ・マドリーに対し、「困難な時期に退団するのは、クラブに対して不当な仕打ちになる」と忠義を貫いた結果だった。
同紙によると、この新契約には今夏の移籍市場が閉まるまで、グリーズマンの契約解除金が2倍になるという条項が入っていたという。以前から設定されていた1億ユーロ(約132億円)の契約解除金が今夏に限り2億ユーロ(約263億円)になっていた。そして移籍市場が閉まった今グリーズマンの解除金は大幅に減額。ビッグクラブにとっては、全体的に移籍金が高騰している今の市場では現実的に手が出せる範囲に下がったことになる。
これを受けて同紙は、以前に獲得を目指していたマンチェスター・U、圧倒的資金力で市場の主役に躍り出たパリ・サンジェルマン、多額の資金を得たバルセロナが今冬にも獲得に乗り出すと予想している。
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