フアンフラン「クラシコがどう終わっても追い風」

この記事は約2分で読めます。

 いよいよ伝統の一戦こと“クラシコ”が迫ったリーガ・エスパニョーラ。首位レアル・マドリーが3位バルセロナをホームに迎える大一番は、最下位ベティスとアウェーで対戦する2位アトレティコ・マドリーにとっても大きな意味を持つ。

 フアンフランも、今節が持つ重要性を十分に理解しているようで、最近の公式戦5試合で3勝2分と急に調子を上げてきたベティスとの勝負をまずは制し、直後に行われる“クラシコ”を高みの見物するとの意欲を示した。

「クラシコがどのような形に終わっても、アトレティコ・マドリーには追い風になるだろう。とはいえ、最も重要なのはまずは自分達が勝つことだ。ベティスは生死を懸けた戦いを、僕達は優勝を賭けた戦いをそれぞれ繰り広げているので、今回の試合は非常に難しいものになるだろう。しかし、良い知らせをゆっくりと待つためには、彼らを何としても倒さなければならない」

 2月に入って不調に見舞われたものの、3月に入ってからの復調により優勝争いに留まったアトレティコ・マドリー。フアンフランは、チーム一丸となって全身全霊を捧げ、クラブにとって18シーズン振りのリーガ制覇を達成すると意気込んだ。

「僕達はこの“特急”を絶対に逃したりはしない。なぜなら、全てを賭けて戦うというメンタリティがあるからだ。優勝経験のある選手が殆どいないチームにとって、レアル・マドリーとバルセロナとの高レベルの争いは素晴らしい機会となっている。声援を送り続けてくれるサポーターに報いるためにも、僕達は重要な成果を勝ち取り、クラブにとって歴史的なシーズンを刻まなければならない」

コメント