アトレティコ・マドリーのディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、レアル・マドリー戦前半のパフォーマンスを「特に悪かった」と認めたが、チームは大きな消耗は避けられないことから「酷いゲーム」をする可能性があると説明した。
「ゲームのスタートがうまくいかず、コントロールできなかった。彼らはゲームのコントロールからより良いスタートを切った。彼らがチャンスを作ることは少なかったが、より多くボールを持って良いポジションにいることの証として得点を決めた。今までのような試合にはならなかった。今日は彼らを祝福するべきだろう。我々は少し改善したかったが、それまでに多くの時間がかかった」
コルチョネロの監督は「後半は違った」と振り返った。「2ndハーフは違うやり方でスタートした。レマルに同点にするチャンスがあったが、決めることができなかった。意図するプレーがあったし、あのゴールが決まっていたらゲームは変わっていたかもしれない。終盤にもサウールの得点チャンスがあったが、自分たちの思い通りにいかない試合だった。我々は前に進むことしかできない」
また、チョロはジョアン・フェリックスとルイス・スアレスの交代を説明した。
「試合の見せ方は理解していたし、前線にもっとフレッシュさを求めていた、中盤からスペースに走り込むことを求めた。レアル・マドリーに有利に進められていたから我々は変化が必要だった。チームには高いレベルでの競争があり、ゴールをとるためにプレーしている」
交代後にフェリックスが見せた不満を表す態度について問われたシメオネはこのように語った。
「怒りは理解できる。何度もあることで、交代させられるときは常にもっとできたと思うものだ。あとは選手に聞かなければならないね。怒りはは千差万別だよ」
一方、シメオネは監督として新たな学びを見つけ、チームの消耗度の高さを振り返った。
「負ければ批判は公平で当然のこと。言い訳するわけではないが、アウェイでのチャンピオンズリーグの決闘の後で、多くの身体的、感情的な負荷は存在する。今日私たちは酷いゲームをした。監督はチームが混乱した時にゲームを持ち直す明晰性を持っていなかった」
「この敗戦から大切なことを受け止めている。コーチングレベルでは、もっとできることがあると思う。マドリーは(遠征先へのフライト等)ピッチ外での負荷が少なかったことを除いても、その点で優れていた。彼らは力強く、正確だった。バルセロナ戦は非常に良かったし、今日はそれを繰り返すことができなかった。選手はずっとハードワークし続けて、とても良いレベルになってきた。今日のようなことはいつでも起こる可能性があるし、我々は悪い試合をすることもある。負けは辛いが、それがサッカーであり、起こることだ」
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