間違いなく、プロサッカー界においてコロナウィルスがもたらした最悪の結果の一つは、スタジアムでサポーターの応援を頼りにできないことだ。毎週末に愛するチームとホームスタジアムで試合を共にしスペイン全土を旅してアウェイの地でも一緒に戦う多くのサポーターを覚醒させる熱。サポーターのスタジアムへの帰還の日がいつになるのかを待ちつつ、ラ・リーガは数節前からチームをサポーターに近づけるための興味深いツールの使用を開始した。
それは”FANCAM”(サポーターカメラ)というもので、選手たちがテレビを通じて自分たちを応援してくれているサポーターにゴールを捧げることで、チームとサポーターの間により大きな結束と共感を得るための新しい手法である。
現時点では1部リーグで導入されているが、ラ・リーガの意向では2部リーグでもすぐに導入されることになっている。主にフィールドの端に設置されているカメラで、選手がゴールを決めた時にそのカメラを見ることでゴールをサポーターに捧げることができるというもの。
より多くのサポーター、その周囲のすべての人たちに届くようにクラブと選手たちには自身のSNSにそのゴールパフォーマンスをアップすることが許可されている。
すでに試合のライブ中継では、ラリーガは、すべてのサポーターがこれを楽しめるように、可能な限りクリーンに、大きくゴールパフォーマンスの映像を提供できるように努めている。
また、ラ・リーガは選手がこのカメラをすぐに見つけられるように、1部リーグとこの後すぐに設置される2部リーグのすべてのスタジアムに明確な機械を設置している。
見逃すことはもうない。今は選手たちがゴールを決めたときにサポーターに捧げるためのより創意に富んだゴールパフォーマンスを準備する番だ。
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