アトレティコ・マドリーからレアル・マドリーに移籍を果たしたDFテオ・エルナンデスが、10日に入団会見に臨んだ。
禁断とされていたアトレティコからレアル・マドリーへの移籍を実現したT・エルナンデス。19歳の左サイドバックはレアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われた会見で、「世界最高のクラブ」に加入した満足感を表している。
「世界最高のクラブに来られて、胸躍る気持ちだ。ファンに感謝したいし、チームメートから学んでいきたい。ジダン? 彼からはあとで話そうと言われ、幸運も願ってくれた」
また、子供の頃からマドリディスタであったのかとの問いに対して、こう返答している。
「子供の頃は一チームのファンで、夢は1部リーグ到達だった。僕はアトレティでプレーし、今はここにいる。自分自身でここにいることを選んだ。世界最高のクラブだからね」
アトレティコファンの怒りについては、次のように語った。
「僕は今を生きている。何か起こるとしても、そのときはそのときだ。いくつかのクラブが僕に関心を持ってくれたが、僕にとってはマドリーが一番だった。ここには最高の選手たちがいるし、彼らと一緒にいることで成長できる」
「移籍に際してプレッシャーは感じなかった。僕がここにいるのは、自分で望んだからにほかならない」
T・エルナンデスはレアル・マドリーで、まずはDFマルセロのバックアッパーとして扱われる見通しだ。
「マルセロは世界最高のサイドバックで、僕の目的は彼の後を追い、いくつかの試合に出場することだ。アイドルだったサイドバック? 何人もいたけど、今はマルセロだけだよ」
「僕はここで成長していきたい。とにかく謙虚でなくてはいけないし、マルセロの背中を追っていきたい」
アトレティコとのダービーでは、兄弟のDFルーカス・エルナンデスと対戦する可能性がある。
「普通のことだと思う。兄弟と戦争をするわけじゃないしね」
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