エスパニョールの元ポルトガル代表MFシモン・サブローザは17日、2日後に本拠地コルネジャ=エル・プラットで行われるアトレティコ・マドリー戦について自身の見解を示した。
2007-2008シーズンから3年間に渡りアトレティコ・マドリードでプレーした経験を持つシモンは、開幕8連勝を飾った古巣について「バルセロナと共に最も調子が良いチーム」と評すると共に、リーガ・エスパニョーラ制覇の可能性にも言及した。
「アトレティコ・マドリーの最大の武器は、チーム全員が献身的に行う強力なディフェンスだ。90分間に渡り厳しいプレッシングを続け、相手を窒息死させてしまう。シーズンは長いので今のレベルをキープするのは難しいかと思うが、それが可能ならば最後までタイトルを争うことになるだろう」
とはいえシモンは、ホームでの一発勝負ならエスパニョールにも勝機があることを強調した。
「僕らは彼らより劣ってなんかいない。開きがあるのは単なる数字上のものであり、ピッチ上では試合が終わるまで勝負は分からない。確かに近年の実績ではアトレティコ・マドリーがエスパニョールを上回っているけれども、試合は11人と11人による戦いだからね。僕達が勝利を収めるためには、相手を上回る気迫と集中力をもって球際に厳しく行く必要がある」
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