今夏のチェルシー退団をにおわせているFWジエゴ・コスタだが、移籍先はやはりアトレティコ・マドリーになるかもしれない。
「コンテは僕を要らないと言った」。ジエゴ・コスタは7日にスペイン代表戦での試合を終えて、こう言い放った。チェルシーのアントニオ・コンテ監督が、彼を来季の構想に含めていないと明かしたのである。
このコスタの発言により、現実味を帯び始めているのがアトレティコへの復帰だ。ジエゴ・コスタは2014年まで在籍したアトレティコでディエゴ・シメオネ監督の指導を受け、スペイン代表に選ばれるほどのストライカーに成長した。
障害があるとすれば、アトレティコがFIFAから受けている処分だ。アトレティコは未成年選手の登録において規則違反があったとされ、今夏の選手登録が禁じられている。
コスタは「4ヵ月から5カ月の間プレーできないのは、難しい。だけど周囲の人々は僕がどれだけアトレティコを愛しているか知っている。アトレティコ復帰は素晴らしい話だ。でも、来年にはワールドカップもある。よく考えなければいけない」と心情を吐露した。
アトレティコは今季限りで本拠地ビセンテ・カルデロンに別れを告げ、来季からメトロポリターノ・スタジアムに移行する。新たな旅路に、ジエゴ・コスタがいれば…。彼はシメオネ監督、クラブ首脳陣、チームメート、ファンから愛され、高く評価されていた選手なのである。
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