アトレティコのビジャ、古巣バルセロナ相手に「しっかりチャンスを決められた」

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 スーペルコパ・デ・エスパーニャは21日、ファーストレグがビセンテ・カルデロンで行われ、アトレティコ・マドリーはダビド・ビジャが先制弾、バルセロナはブラジル代表FWネイマールが同点弾と、両チームの新加入選手がそれぞれゴールを挙げて1‐1のドローに終わった。

 試合後、この一戦を中継したスペインのテレビ局『TVE』からのインタビューに応じたビジャは、勝利を得られなかった悔しさをにじませながらも、敵地カンプ・ノウで行われるセカンドレグでのタイトル獲得に期待を寄せた。

「途中までリードを奪っていただけに、引き分けは残念な結果だ。しかし、偉大なチームを前にして臆することなく戦った。相手が手強いことにより、僕達は1つにまとまることができた。今回の試合を経て、タイトルはどちらに転んでもおかしくない状況となった。勝利への希望を持ってカンプ・ノウに向かいたい」

 ビジャはまた、昨シーズンまで所属した古巣相手に決めた鮮やかなゴールを冷静に振り返った。

「ゴールには満足している。しっかりとチャンスを決めることができた。アトレティコ・マドリーのサポーターが見たがっていた僕のゴールを、チームとして勝ち取ることができた」

 一方、バルセロナのスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが退場処分を受けなかったことについて、ビジャは試合の流れを大きく左右したとの見解を示した。

「セルヒオに2枚目のイエローカードが出されなかったのは試合の鍵だった。1点リードして数的優位に立っていたなら、試合は異なる結果となっていたことだろう。とはいえ審判だって人の子だし、ミスを犯すこともある」

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