スポーツ仲裁所(CAS)は1日、アトレティコ・マドリーに対するFIFAの選手登録禁止処分の軽減・撤回はないと発表した。
FIFAは昨年、未成年選手の登録に違反があったとして、アトレティコに処分を科していた。それは2017年冬と2018年夏のマーケットで新選手を獲得しても登録できないというものだ。
処分を不服としてCASに訴えを起こしていたアトレティコだが、望みはかなわなかった。CASはFIFAの処分を維持する決定を下し、アトレティコは今夏の補強が実質上不可能となった。
アトレティコはFWアントワーヌ・グリーズマンの去就が不透明となっている。しかし同選手を売却すれば、代役を確保することはできない。また今季他クラブに放出していたレンタル組の復帰にも注目が集まる。
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