新加入FWレオ・バチストンがスタメン猛アピール

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 今夏ラージョ・バジェカーノからアトレティコ・マドリーに新加入したFWレオ・バチストンが、プレシーズンでスタメン獲得を目指し猛アピールしている。

 スペイン国籍とイタリア国籍を保有するこのブラジル人FWは、南米で実施されていたカップ戦含むプレシーズンマッチ4試合で139分間出場。3ゴールを決めて、チーム得点王に輝いている。ヌマンシア戦ではダニ・アキーノからのコーナーキックを頭で合わせ、ヘディングで1得点。ウルグアイのナシオナル・モンテビデオ戦では0-0で迎えた後半開始から出場し、直後の46分にこぼれ球を左足で蹴り込み先制点を挙げると、80分にはペナルティーエリア外から豪快なシュートを決め、自身の2ゴールでチームに勝利をもたらした。

 得点能力もさることながら、複数のポジションをこなす能力にも長けている。ディエゴ・シメオネ監督はこれまでのプレシーズンマッチで右FW、左FWを試したが、トップ下にも適応できるという。

 レオ・バチストン本人はプレシーズンを振り返り、「試合は練習で取組んだことが反映されるものだ。その結果、僕たちは良いプレーをして勝つことができた。僕のゴールだけでなく、チーム全体の働きに満足している。1つにまとまったチーム、それがアトレティコ・マドリードのあるべき姿だ」とチームの状態に手応えを感じつつ、スタメン出場の闘志を燃やしている。「アトレティコのスタメン争いはとても公正だ。クラブの偉大なFW選手たちとチームのFWを担うことは僕にとって最高なことだ。僕は若い選手だから、あらゆることを学び続けるよ」

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