J・フェリックスは“アトレティコのメッシ”になるのか?シメオネ「未来を決めるのは彼自身だ」

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21日のラ・リーガ第10節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノにバルセロナを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ラ・リーガでのバルセロナ戦初勝利に向けて意気込みを示している。

チャンピオンズリーグではバルセロナを下したことがあるシメオネ監督率いるアトレティコだが、ラ・リーガではこれまで一度も勝利を果たしたことがない。今季バルセロナが不調ということで、初の勝ち点3獲得の可能性を問われたアルゼンチン人指揮官は、次のように返答している。

「各試合が一つのチャンスであり、もちろんこの試合だってそうだ。バルセロナはチームを新しくしている最中だが、経験豊富な若手選手たちがひしめき、とてもレベルが高い。厳しく、難しい試合になるが、これまで求めてきた結果を手にできるようトライしたいと思う」

現在、アトレティコで最も話題となっているのはMFコケだ。攻撃的になった同チームで創造性あふれるパサーとして存在感を示し続ける同選手は、スペイン代表でもドイツを6-0で破る試合で輝いた。シメオネ監督は、そんな主将について、こう語った。

「コケについては、チームが必要としていることを理解しているという点から、戦術的に大切過ぎると言い続けてきた。が、隔離後にさらなる飛躍を果たしている」

「ダイナミズムの面で一歩を踏み出し、それがチームに影響を与え、スペイン代表もあのレベルまで持っていた。フットボール的にポジティブではないときも、戦術的な大きな重要性が彼を保たせてきたわけだが、今はすべてを備えて、すベてを発展させる存在となっている」

シメオネ監督はその一方で、FWジョアン・フェリックスが“アトレティコのメッシ”になるのかとの質問には、「すべてを決めるのはジョアンだ。彼は今後のあらゆることを彼自身の名前で行っていく。彼は日々成長しており、私たちを興奮させているね」と返答。また、バルセロナで批判を浴びる旧エースFWアントワーヌ・グリーズマンについては、「個人的にグリーズマンには大きな愛情を抱えている。バルセロナでの出来事について、私は意見を言う立場にない」と語った。

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