ラウル・ガルシア(パンプローナ、1986年)は、常にアトレティコについて語る資格を持つ人物ですが、今はなおさらです。なぜなら、ロヒブランコのチームはコパ・デル・レイのファイナリストであり、このナバーラ出身の男は、2013年に最後に同大会を制覇したチームの一員だったからです。また、チャンピオンズリーグではアトレティコ対バルサ戦が控えており、彼はすでにバルサを敗退させた経験を持っています。そして今週の日曜日には、彼がかつて闘志を燃やし、素晴らしい午後を何度も過ごしたベルナベウでのダービーが行われるからです。
この元ミッドフィルダーは、マオウ社が主催したイベント「Derbi Cinco de Cinco」にグティと共に参加し、試合やアトレティコを取り巻く状況を分析しました。グリーズマンの現状から、得点力が増したチームの新しいスタイル、そして特にレアル・マドリーとの対戦について語っています。
元サッカー選手としての生活はいかがですか? 日々の暮らしはどのような感じでしょうか?
「順調です。まだ適応のプロセスの最中ではありますが、思っていたよりも快適に過ごせているのが本音です。長年やってきたことが恋しくなるのではないかという怖さもありましたが、今は家族との時間や、以前はやりたくてもできなかった他のスポーツに多くの時間を割いています。ですから、とても幸せですよ。」
どの程度、現場が恋しくなりますか? 毎日サッカーがあり、チャンピオンズリーグ、コパ、リーグ戦と続いていますが、寂しさは感じませんか?
「そうですね、今おっしゃったような状況を見ていると、不思議とそれほど恋しくならないのです。現役の時はノンストップで、試合が絶え間なく続きます。その瞬間はそれが好きですし仕事でもありますが、辞めてから得られる解放感、特に精神面での解放感は非常に大きな助けになっています。」
サッカーはよく観ますか?
「はい、もちろん自分が在籍したクラブの試合は観ています。彼らがうまくいくこと、良い結果を楽しめることを今でも願っていますから。」
今のアトレティコをどう見ていますか?
「チームには常に好不調の波があり、アトレティコも例外ではありませんが、今は良い状態にあると思います。リーグ戦では少し苦労しているかもしれませんが、シーズン終盤に向けて良い形で進んでいますし、最終的に「非常に良いシーズンだった」と言える結果になることを願っています。」
これほど得点し、かつ失点も多い今のスタイルには驚いていますか?
「重要なのはラウンドを突破することです。私は常々、トーナメントでは第1戦の内容が第2戦での振る舞いを大きく左右すると言っています。今の彼らは自信に満ちているように見えますし、非常に良いレベルにあります。このまま最後まで突き進んでほしいですね。」
別の聞き方をしましょう。もしシメオネ監督の下でプレーしていた当時のあなたに、「将来のアトレティコは7ゴール決めて5ゴール奪われながら勝ち上がるようになる」と言ったら、どう思いましたか?
「時代が違います。その時々にいるチームの特性を理解しなければなりません。今のチームには、どんなプレーからでもゴールを決められる選手たちがいます。私たちの時代はもっとチームワークを重視していましたし、ご存知の通り守備面で非常に強固でした。しかし、今は当時とは異なる局面にあるのです。」
それにもかかわらず、アトレティコは今でも「守備的なチーム」だと言われ続けています。
個人もそうですが、レッテルというものは一度貼られるとなかなか剥がれないものです。ですが、守備的だと言われることは決して悪いことではありません。彼らが証明しているように、そこから攻撃のリソースに繋げられるのですから。ただ、私たちが普段語るよりも、守備の重要性についてはもっとポジティブに語られるべきだと思います。
さて、チャンピオンズリーグではアトレティコ対バルサとなります。2014年のカルデロンでのあの対戦を思い出しますか?
「ええ、自分が経験した思い出をいつも手繰り寄せようとしてしまいます。決勝に行くためには、誰もが知る通り困難なラウンドを通過しなければなりません。私たちは当時それを成し遂げましたし、今回も同じことが起きるのを願っています。」
あの時の対戦をよく覚えていますか? ジョルディ・アルバとのデュエルが鍵の一つでしたが。
「特にカルデロンでの試合はよく覚えています。スタジアムが崩れ落ちるのではないかと思うほどの熱気で、試合開始から地鳴りのような咆哮が響いていました。チームは試合中ずっと信じられないようなプレスをかけ続け、相手の弱点を探るという自分たちの仕事をやり遂げ、それがうまくいきました。今回の対戦が決まった時、真っ先に頭に浮かんだのはその記憶でした。結末が繰り返されることを願っています。」
ですが、まずはダービーです。ベルナベウは特にあなたを奮い立たせる場所でしたよね?
「当然でしょう? どんなサッカー選手にとっても、最高のチーム、この場合はレアル・マドリーと対戦することはモチベーションになります。アトレティコにいた頃、ダービーは特別なものでしたし、常に勝ちたいと思っていました。」
あなたがよくデュエルを繰り広げた相手にアルベロアがいました。指導者としての彼をどう見ていますか?
「そうですね、要求レベルが非常に高い難しいクラブに身を置いています。残念ながらサッカーは結果がすべてですから、少しずつ結果を出していかなければならないでしょう。ですが、彼はその能力を備えていると思います。そうでなければ、あそこに座ってはいないでしょう。」
アトレティコにとって今のリーグ戦は、実質的にかかるものが少なくなっています。「失うものが少なく、得るものが多い」ダービーになるのでしょうか?
「いいえ、ダービーには常に失うものが多くあります。アトレティコの選手なら、望むのは勝利だけです。順位表の上では望んでいたような状況ではないかもしれませんが、結局のところダービーであることに変わりはありません。」
エムバペがいるかいないかで、状況は大きく変わりますか?
「それは誰にとっての状況か、によります。レアル・マドリーにとっては、彼を起用するかどうかで変わるでしょう。100%の状態なら、彼は違いを生む選手なのでプレーするはずです。アトレティコにとっては、私の経験上、相手が誰であれ準備の仕方は変わりません。」
レアル・マドリーから一人引き抜くなら誰を選びますか?
「バルベルデです。彼がデポルティーボにいた頃から、素晴らしい選手だと言ってきましたが、彼はそれを毎試合証明しています。」
あなたの時代の選手がまだ数人アトレティコに残っています。シメオネ監督についてはどう見ていますか?
「多大な功績があります。あそこに居続けるにふさわしい功績です。彼は長年にわたり高いパフォーマンスを示してきましたし、そこにいるのは彼がそれに値するからです。」
グリーズマンについては?
「彼は別格です。当然、誰もが年齢を重ねていきますし、グリーズマンも例外ではありません。しかし、今の彼のレベルとアトレティコに与えているものを考えれば、プレーし続けて当然の存在です。」
シーズン終了後に彼が退団するという噂もありますが……。
「噂ですね……。実際に起きるまでは分かりません。今は、彼(のプレー)を堪能すべきです。彼はすべてを手にするにふさわしい選手です。今も違いを生み出し続け、チームに多くのものをもたらしています。彼が何を決断するか、見守りましょう。」
あと2年ほどはここにいると思いますか?
「そうなればいいですね。彼とクラブが望む形になれば。双方が継続に合意するなら、大歓迎です。」
コケについては?
「彼も同じです。コケこそがアトレティコ・マドリーです。彼が非常に幼く、若かった頃から私たちは共に過ごしてきました。彼は、すべての選手にとって「アトレティコ・マドリーがどうあるべきか」を体現し続けています。だからこそ、彼はあそこにいるのです。」
ジュリアーノ(・シメオネ)がまだ子供だった頃、カルデロンで見かけていたのでしょうね。
「ええ、当時は文字通り子供でした。それが今や、誰もが自分の実力であの場所に立っており、彼もまたその一人です。」
フリアン(・アルバレス)はどうなると思いますか?
監督が起用すればプレーする、それだけです。あとはシーズンが終わるのを待つだけです。中にいる人間は、今戦っているシーズンのことだけを考えます。未来に何が起きるかは、誰にも分かりませんから。

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