アントニン・キンスキー。この名前を覚えておいてください。彼はすでにチャンピオンズリーグの歴史に名を刻むことになりました。トッテナムのメトロポリターノ遠征で起きた出来事は、彼の17分間のプレーと、その交代によって記憶されるでしょう。そしてその責任は、ゴールキーパー本人というよりも、むしろ監督のイゴール・トゥドールに向けられています。忘れてはならないのは、彼がまだ22歳で、トップレベルではまだ2シーズン目だということです。しかも今季は、これまでわずか2試合しか出場していませんでした。
ジョレンテとフリアンのゴールにつながる2つの重大なミスによって、彼はベンチへ下げられました。チームメイト、メトロポリターノの観衆、そして本人までもが驚く中、彼は苛立ちながらベンチへ向かいました。その先にはイゴール・トゥドールがいました。そもそも、この試合で正GKヴィカーリオをベンチに置くことを決めたのも彼だったのです。
ジョアン・ガルシアは“悪夢の博物館”で一人ではなくなった
アウェーのGKのミスは目立つものであり、ジョアン・ガルシアのことを思い出さずにはいられません。バルセロナの守護神は、コパの試合で重大なミスを犯し、1-0の失点につながりました。その後は嵐のような展開となり、フリックのチームは4-0のスコアを覆すことができませんでした。しかし、アトレティコが決勝進出を信じるきっかけとなったのは、あの最初のゴールでした。
世界最高のセンターバックでもミスはする
ゴールを“プレゼント”したのはGKだけではありませんでした。アトレティコが昨夏獲得を狙っていたクリスティアン・ロメロ(クティ)が、ロヒブランコの2点目でミスを犯しました。ヨーロッパ屈指のセンターバックであり、アルゼンチン代表としてワールドカップでも主力だった選手にとっても、またしても滑る形となりました。しかし、GKのチームメイトとは違い、ロメロは立ち直るでしょう。彼にはその経験があります。
グリーズマンは永遠の存在
メトロポリターノ史上でも最も狂騒的な17分間が訪れる中で、それに匹敵するものはなかなかありませんでしたが、グリーズマンは自らを伝説たらしめるプレーを見せました。彼は遅かれ早かれMLSへ向かうことになるでしょうが、ロメロのミスから生まれた2-0の場面で見せた落ち着いたフィニッシュはまさに天才のそれでした。シーズンのこの重要な時期においても、彼が最高の一人であることを証明しました。5-1の場面でフリアンのカウンターにつながったヒールのパスがその証拠です。
ジョレンテはワールドカップで固定されるべき存在
サイドバックでも、ウイングでも、中盤でも。どこに置いても問題ありません。マルコス・ジョレンテは常に期待に応えます。しかも高いレベルでです。彼は豊富な運動量で知られていますが、それだけではありません。トッテナム戦では先制点を挙げ、交代時には歴史的とも言える大きな拍手を受けました。これほど多くをもたらしてくれる選手を、どうして外せるでしょうか。

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