2026年、ついに「セルロートの後半戦」がやってくる

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2025年は驚きのニュースで幕を閉じました。ジローナ戦の視聴者投票によるMVPに、アレクサンデル・セルロートが選出されたのです。アトレティコが0-3で勝利したこの試合、得点者はコケ、ギャラガー、グリーズマンの3名であり、センターフォワードである彼自身にゴールがなかったことを考えると、一見意外な選出かもしれません。

しかし、彼がMVPに選ばれたのはこれが初めてではありません。チャンピオンズリーグのPSVアイントホーフェン戦でも、UEFAの選考委員会によってマン・オブ・ザ・マッチに選出されています。この時は、今季のアウェイでの欧州戦初勝利を決定づける1ゴール1アシストという目に見える結果に加え、そのパフォーマンスの高さが評価されての受賞でした。

個人賞の有無にかかわらず、確かなのは、アレクサンデルがこれまでに増してチームのプレーに深く関与し始めているということです。直近の数試合では、地上戦・空中戦ともにデュエルの勝率が目に見えて向上しており、裏への抜け出しの動きや、味方とのコンビネーションプレーに対する積極性も増しています。ようやく他のグループの選手たちと「繋がった」ように見受けられます。

この良好なプレー内容に、次は「ゴール」という結果を結びつけなければなりません。これはセンターフォワードにとって、ましてやアトレティコ・マドリーのようなレベルのチームにおいては不可欠な要素です。現時点では22試合に出場(うち先発10試合)し、5ゴール1アシスト。ストライカーとしては、いささか物足りない数字であることは否認できません。

しかし、朗報があります。数日後にはシーズンの後半戦が始まります。いわば「セルロートのターン」です。というのも、過去2シーズンの彼を振り返ると、シーズン前半戦よりも後半戦に圧倒的な強さを見せる傾向があるからです。現在の良好なパフォーマンスを維持しつつ、得点量産体制に入ることが期待されています。

昨シーズン、彼は2024年12月までの期間に、ラ・リーガで計8ゴールを記録しました。モンジュイックでのFCバルセロナ戦、アディショナルタイムに1-2の逆転劇を呼んだ決勝ゴールなどは記憶に新しいでしょう。しかし、彼の数字が劇的に伸びたのは1月以降でした。1月から7月までの間に記録したゴール数は16。ちょうど前半戦の倍の数字を叩き出し、ラ・リーガで12ゴール、コパ・デル・レイで4ゴールを挙げました。

さらにその前のビジャレアル時代も、驚異的な後半戦の追い上げによってドフビクとピチーチを争いました。この時も前半戦は8ゴール(リーグ戦6、EL2)でしたが、後半戦に入ると一気に才能が爆発し、最終的に26ゴールまで積み上げました。後半戦だけで18ゴール(リーグ戦17、EL1)を挙げるという、まさに驚異的な活躍でした。

現在、選手本人もコーチ陣も、このシーズンの後半戦において、アレクサンデルが再びあの「後半戦のセルロート」へと回帰することを心待ちにしています。

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