アトレティコ・マドリーが12月15日(月)にマハダオンダのシウダー・デポルティーバで行った練習では、出席者の心を温かくする思いがけない訪問がありました。
ガブリエル・フェルナンデス・アレナス、通称「ガビ」が、かつてのチームメイトに挨拶するため、セロ・デル・エスピノを訪れました。レガネス出身で、アトレティコを象徴する偉大なレジェンドの一人であるガビは、この日のトレーニングに姿を見せ、コパ・デル・レイでアトレティコ・バレアレスと対戦する12月17日(水)の一戦に向けたチームの準備を見守りました。
アカデミー出身のガビは、チームのデレガードであるペドロ・パブロ・マテサンスに同行して練習エリアに入り、アトレティコのスタッフ数名と次々に抱擁を交わしました。その後、トレーニングピッチ1にいたアントワーヌ・グリエーズマンが近づき、感動的なハグを交わす場面もありました。
アトレティコ・マドリーの指揮官ディエゴ・パブロ・シメオネは、報道陣がその場を離れるのを待ってから、最近レアル・サラゴサでの監督キャリアを早期に終えたばかりのこのマドリード出身者と、しばらく言葉を交わしました。
バレンシア戦で先発しなかった選手たちが下部組織のチームと行った紅白戦の最中、ガビはアトレティコの主将を引き継いだ後継者であるコケ・レスレクシオンの隣に腰を下ろしていました。ガビは、シメオネのスタッフ入り候補として、これまでも何度か名前が挙がってきました。
ガビは、幼少期から下部組織で育った生え抜き選手として、コロチョネロスの精神を体現した数少ない存在です。アトレティコで公式戦400試合に出場し、キャプテンとして、シメオネ時代前半の象徴的な存在となりました。ロヒブランコのユニフォームで5つのタイトルを掲げ、その中にはリーガ優勝、国王杯、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップ、スペイン・スーパーカップが含まれています。

コメント