アトレティコ・フェメニーノにとって、またしても後退となる一戦でした。イプルアでエイバルと2-2で引き分け、これで3試合連続で勝利を逃しています。イェンセンがコルチョネラスを先制に導きましたが、カルラとエンマ・モレノが立て続けに得点して試合をひっくり返し、後半にはボー・リサがPKで同点に追いつきました。
直近2試合で勝利を挙げられず、その結果、順位を4位まで落としていたアトレティコは、イプルアでの一戦を落とすわけにはいきませんでした。首位バルセロナとはすでに勝ち点14差、土曜日に勝利した2位マドリーとも7ポイント差が開いており、3位には勝ち点で2上回るレアル・ソシエダが位置していました。
試合はロヒブランコにとって良い立ち上がりとなりました。バイエルンとのチャンピオンズリーグを水曜日に戦った疲労を考慮し、ビクトル・マルティン監督はチームに変化を加えました。メディナ、ローレン、フィアンマはベンチスタートとなり、アマイウル不在の中でセリアが先発デビューを果たしました。
良い立ち上がりと表現した通り、10分にはイェンセンが0-1と先制点を挙げました。ボー・リサのスルーパスを受けてシュートを放つと、ボールは地元GKの股の間を抜けてゴールに吸い込まれました。しかし、エイバルがすぐに反撃します。
14分にカルラが同点ゴールを決め、さらに6分後には、コルチョネロのクラブから期限付き移籍中のエマ・モレノが2-1と逆転弾を決めました。ロヒブランカスは信じられない様子で、強度を欠いていました。24分にはガビのシュートがクロスバーをかすめ、前半アディショナルタイムにはカルラがゴールライン上でセリアの得点を阻止しました。
試合の流れを見て、ビクトル・マルティン監督はハーフタイムに4枚替えを敢行しました。セニア、ガビ、メナヨ、ロサに代えて、アレクシア、フィアンマ、ローレン、メディナを投入します。時間を無駄にできない中、57分にはVARの確認後、主審がエリア内のハンドを取ってアトレティコにPKを与えました。ボー・リサは11メートルからきっちりと決め、同点に追いつきました。
イェンセンはこの試合最後のプレーとなった場面で、3点目に迫りましたが、シュートはポストのわずか外に外れました。その後、彼女はアナ・ヴィトーリアと交代しました。決勝点を奪うほど多くのチャンスを作ることはできず、アトレティコは大きな意味を持たない引き分けという結果でマドリードへ戻ることになりました。

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