アンヘル・コレアのゴールでティグレスがメキシコタイトルに王手

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ティグレスUANLは、元アトレティコ・マドリーのアルゼンチン人FWアンヘル・コレアのゴールにより、アペルトゥーラ決勝の第1戦でトルーカに1-0で勝利し、メキシコサッカーの王座に近づいています。ヌエボ・レオン自治大学のクラブは、1977-1978、1981-1982、アペルトゥーラ2011、アペルトゥーラ2015、アペルトゥーラ2016、アペルトゥーラ2017、クラウスーラ2019、クラウスーラ2023に続く9つ目のタイトル獲得を目指しています。

もし達成すれば、クルス・アスルに並ぶタイトル数となり、メキシコで4番目に多く優勝しているクラブとなります。「私たちは素晴らしい仕事をしてきました。最後の一歩は非常に難しいですが、必ず成し遂げたいと思っています。このチームは苦しむ覚悟がありますし、このチームとサポーターは素晴らしい大会を金メダルで締めくくるに値します」と、ウルグアイ人MFフェルナンド・ゴリアランはFoxに語りました。

モンテレイのエスタディオ・ウニベルシタリオで行われた試合では、18分にティグレスが最初の決定機を迎えました。ヘスス・ガルサの強烈なシュートをGKウーゴ・ゴンサレスが横っ飛びでセーブ。32分にもディエゴ・ライネスの強烈なグラウンダーをゴンサレスが触り、ボールはクロスバーに当たって外へ逃れました。

しかし後半開始直後、46分にティグレスがゴールを奪いました。ゴンサレスの大きなミスでライネスにボールが渡り、彼がコレアにパス。無人のゴールにコレアが冷静に流し込みました。

その2分後、トルーカの“赤い悪魔”は同点のチャンスを迎えました。ヘスス・アングロのシュートは、GKナウエル・グスマンの股下をすり抜けたものの、回転がかかってゴールライン手前で止まり、ティグレスDFがかろうじてクリアしました。トルーカは、92分にパラグアイ人FWロベルト・モラレスがブラジル人DFジョアキン・ペレイラへ暴行を加えて退場となり、試合を10人で終えることになりました。

「優勝するには素晴らしい試合をしなければなりません。彼らはホームで強さを発揮しますが、我々はシリーズを締めくくるために行きます。チームを誇りに思っています。まず一歩を踏み出しましたし、選手たちを強く信頼しています」と、ティグレスのアルゼンチン人監督ギド・ピサロは語りました。こうして、優勝チームは日曜日、トルーカのエスタディオ・ネメシオ・ディエスで行われる第2戦で決まります。

トルーカが逆転して連覇を達成すれば、1966-1967、1967-1968、1974-1975、そしてベラーノ1998、ベラーノ1999、ベラーノ2000、アペルトゥーラ2002、アペルトゥーラ2005、アペルトゥーラ2008、ビセンテナリオ2010、クラウスーラ2025に続き、12個目のタイトルとなります。これにより、16タイトルのアメリカに次ぎ、12タイトルのグアダラハラと並ぶメキシコ2位タイの名門となります。

「失点は不運な出来事でしたが、我々には逆転できるエネルギーと自信があります。以前も同じような状況がありましたが、そのときも乗り越えてきました。シリーズはまだ開いていますし、我々にはチャンスがあります。ホームですし、戦う者は死なない。我々もそのつもりでいきます」と、トルーカのアルゼンチン人監督アントニオ・モハメドは語りました。

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