UEFAの管理・倫理・規律委員会は、アトレティコ・マドリーに対し、10月21日に行われたチャンピオンズリーグのアーセナル戦でのファンの行為を理由に、40,000ユーロの罰金と、1年間のアウェイ戦チケット販売禁止(条件付き)処分を科しました。
処分内容の詳細
UEFAが本日木曜日に確認したところによると、この罰金には、イングランドのスタジアムでサポーターが行った人種差別的または差別的な行為に対する30,000ユーロが含まれており、チケット販売禁止処分は、本日木曜日を起算日として1年間の執行猶予期間中に再犯しないことを条件としています。さらに、物体投擲に対する10,000ユーロの罰金も含まれています。
アトレティコ・マドリーは、昨年もリスボンのエスタディオ・ダ・ルスでのベンフィカ戦で、一部のサポーターによるナチス式敬礼のため、UEFAから30,000ユーロの罰金を科されており、この時は1年間の試験期間中に再犯しないことを条件に、1試合のアウェイ戦チケット販売禁止処分を受けていました。
クラブはまた、レアル・マドリー戦での南スタンド下層での観客によるトラブルのため、RFEF(スペインサッカー連盟)の規律委員会からも処分を受けており、その結果、スタジアムの該当エリアが3試合の閉鎖処分となっています。
反暴力委員会はさらに、スタジアム全体の2週間の閉鎖と、105,000ユーロの高額な罰金を科すことを提案しました。
これらの処分を受け、2024年10月にアトレティコ・マドリーは、メトロポリターノの南スタンドに位置するウルトラスのセクターである「アニマシオン・スタンド」のソシオ(会員)に対し、5試合のビジターチケット販売を自粛することを決定しました。
他の処分
リスボンのチームは、先日の19日に行われた女子チャンピオンズリーグのPSG戦で、発炎筒の使用とスタジアムへの損害に対して10,000ユーロの罰金を科され、アウェイ戦チケットの販売禁止処分が2年間、条件付きで科されました。
アゼルバイジャンのカラバフは、去る5日に行われたユースリーグのチェルシー戦でのファンによる人種差別的または差別的な行為に対し、5,000ユーロの罰金を科されました。この処分には、1年間の執行猶予期間中に再犯した場合、無観客試合となることが含まれています。

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