ラ・リーガは、最新節の暴力的な事件に関する告発の中に、ジローナ戦でのベティスのサポーターによる審判への侮辱、月曜日に行われたエスパニョールのホームでのセビージャ戦におけるエスパニョール支持者による侮辱、さらにセグンダ(2部)のアンダルシア対決であるグラナダ対コルドバ戦におけるグラナダのサポーターによるコルドバのゴールキーパーへの侮辱を含めました。
グラナダ対コルドバ戦では、ラ・リーガ・ハイパーモーション第15節で報告された事件の中に、物がピッチへ投げ込まれたことによるプロトコルの発動も含まれており、アンドラ対カステリョン戦でも同様に発動されました。この試合では、審判が一時的に試合を中断しました。理由は、アウェーチームのサポーターが投げた雪玉が副審の頭部に当たったためです。
ラ・リーガEAスポーツの第13節に関連する事件では、本機関によると、オサスナ対レアル・ソシエダ戦で国王、スペイン、代表チーム、そしてアトレティコ・マドリーに対する侮辱が告発されました。また、カンプ・ノウで行われたバルセロナ対アスレティック・クラブ戦では、アスレティック・クラブおよび選手のニコ・ウィリアムズとオイアン・サンセトに対する侮辱の歌がバルセロナのサポーターによって歌われたとされています。
ラ・リーガが毎週送付している、スペインサッカー協会(RFEF)の懲罰委員会および暴力対策委員会への報告書には、オサスナ対レアル・ソシエダ戦での3件の事案が記載されており、その中には「スペインはクソだ、王はファシストだ、家来は全員クソ野郎だ」という歌が地元サポーターの一部によって唱和されたことも含まれています。
ラ・リーガの告発によると、「試合の63分、”Lizarra”、”Osasuna”、”Graderío Sur” と書かれたバナーの背後に位置する南スタンド下部の地元サポーターの一団が、約10秒にわたり、声をそろえて『アトレティ、アトレティ、アトレティコ・デ・マドリー、クソ』という歌を歌いました」と記録されています。
同様に、バルサ対アスレティック・クラブ戦では、アスレティック・クラブとレアル・マドリーに対する侮辱、さらにアスレティックの選手ニコ・ウィリアムズが倒れていた際に「踏め、踏め」という歌や、オイアン・サンセトに向けて「バカ、バカ」という声が聞かれたと記されています。
バレンシア対レバンテ戦では、レバンテに対する侮辱や「跳ばない奴はろくでなしだ!」という歌が多数のサポーターにより唱和されたことなど、14件の事案が記録されています。また、ベティス対ジローナ戦およびビジャレアル対マジョルカ戦では審判に対する「ロバ」という侮辱のほか、エスパニョールのホームスタジアムでのセビージャへの侮辱も報告されています。
さらに、デポルティーボ対セウタ戦では審判、セルタ、そしてラ・ロマレダ(スタジアム)に対する侮辱が、そしてブルゴス対ラシン戦では審判、サンタンデール、そしてアウェー選手パブロ・ラモンに対する侮辱も告発書に含まれています。
ラ・リーガは、LALIGAVSプラットフォームを通じて、試合に訪れるサポーターからの報告・提案・要望を収集し、スタジアムでの暴力と戦う取り組みに役立てています。また、長年にわたり、サッカーにおける暴力問題に対抗するための権限強化を求め続けています。

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