2,000人以上のティフォシがメトロポリターノに：モバイルの“煽り合い”は再現されるか？

アトレティコ・マドリーは、今週水曜日にメトロポリターノでチャンピオンズリーグ第5節のインテル・ミラノ戦を迎えます。アトレティコが勝ち点6であるのに対し、インテルは勝ち点12で全勝していますが、今回のマドリード遠征は、ミラノダービーでミランに敗れた後であり、悲しみと不安を抱えての来訪となります。

いずれにせよ、クリスティアン・キヴ監督率いるチームは、メトロポリターノで2,000人以上（具体的には2,150人）のインテルファンと共に戦います。グループリーグの試合としては非常に重要な数字ですが、1年半前に記録された人数には及びません。

当時、決勝トーナメント1回戦の第2戦が開催され、インテルはサン・シーロでの第1戦を1-0で勝利していました。その際、メトロポリターノのゴール裏（北スタンド）には3,400人の「ティフォシ」が集まり、彼らは、アトレティコのファンが作り出す雰囲気にインテルのウルトラスも驚愕するほどの彩りを加えました。

その日、スタンドでは興味深い“ピケ（煽り合い）”が起きました。インテルが0-1と先制した際、イタリアのサポーターが祝福のためにスマートフォンのライトを点灯させたのです。そして「復讐は冷めているほど良い」と言われるように、アトレティコはメンフィス・デパイのゴールで試合終盤に同点に追いつき、PK戦で勝利し準々決勝進出を果たしました。そのとき、報復が起こりました。5万台以上の携帯電話が一斉に点灯しました。これは同点ゴールの直後に初めて起き、その後も繰り返され、ティフォシたちを落胆させました。