アトレティコの選手の半数以上が次のワールドカップに出場する可能性

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プレーオフを待つ段階ではありますが、次回のアメリカで開催されるワールドカップにはすでに39の代表チームが出場を決めています。その多くの代表には、アトレティコ・マドリーの重要な選手たちが在籍しており、今夏の代表サッカーの大舞台に臨むことになります。前回のカタール大会で記録した12人を超える可能性すらあります。

2022年には、スペイン代表にコケ、マルコス・ジョレンテ、モラタの3人が参加しました。アルゼンチンにはナウエル・モリーナ、デ・パウル、コレアの3人。ベルギーにはカラスコとヴィツェルの2人。フランスにはグリーズマン、ウルグアイにはヒメネス、ポルトガルにはジョアン・フェリックス、そしてクロアチアにはグルビッチが参加しました。

前回のワールドカップでアトレティコはいくら稼いだのでしょうか?
今夏のアメリカ大会でその数字を上回れば、チームの成長を示すとともに大きな経済的恩恵にもつながります。前回のワールドカップでは、FIFAは大会に選手を派遣したクラブへの補償として約1億9,600万ユーロを分配しました。各クラブが受け取る金額は、選手が代表チームと共に過ごした期間に応じて決まりました。アトレティコ・マドリーは合計1,388,000ユーロを受け取りました。アルゼンチンとフランスから4人のファイナリストがいたことを振り返っておきましょう。

現時点では、何も問題がなければ次回ワールドカップに出場するであろう選手が複数いますが、一方で出場が疑問視されている選手もいます。

スペイン代表
アトレティコの中で出場確実な選手は現時点でいません。ル・ノルマンは怪我から十分に回復すれば間違いなく選出されるでしょう。バエナも健康であればシーズン終盤次第では十分可能性があります。マルコス・ジョレンテはカルバハルやペドロ・ポロと右サイドバックの競争をすることになります。一方で、最も難しいのはパブロ・バリオスでしょう。彼のポジションにはスペインに優れた選手が多く存在するためです。

アルゼンチン代表
フリアン・アルバレス、ジュリアーノ・シメオネ、ニコ・ゴンサレスが外れるのは極めて考えにくいです。加えて、チョロにとって不可欠ではないにしても、モリーナとアルマダにも枠があるように見えます。逆に、現状を変えない限りムッソはテレビ観戦になりそうです。

その他の代表
ウルグアイとノルウェーでは、ヒメネスとセルロートはほぼ確実と見られています。そのため原則として出場するでしょう。さらに開催国の一つとなる可能性のあるアメリカではカルドーソがいますが、最近の招集からは体調面の問題で外れています。一方でイングランドはすでに出場が決まっていますが、ギャラガーには枠がなさそうです。今後数か月が重要になります。

プレーオフ待ちの選手
プレーオフ待ちの選手としては、スロバキアのハンツコとイタリアのラスパドーリがいます。この2人はともに重要な存在です。イタリアの場合、シーズン終盤のパフォーマンス次第ではルッジェーリが招集される可能性もあります。

ベテラン組
すでに代表の活動に参加していないベテラン勢でも、状況が変われば可能性のある選手もいます。グリーズマンのように、自らの決断を変える必要のあるケースもあれば、ラングレやコケのように、監督の判断次第となるケースもあります。

アトレティコの現在のメンバーにとっての目標は、2022年のワールドカップに参加した12人を超えることです。すべては選手たち自身の手にかかっており、そして選出する監督たちの判断に委ねられているのです。

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