セットプレーはアトレティコにとって悪夢だった

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アトレティコ・マドリーはメトロポリターノでレバンテに3-1で勝利し、ラ・リーガで4連勝を飾りました。試合は1-1で膠着していましたが、アントワーヌ・グリーズマンの2得点によって均衡を破ることができました。

勝ち点3はホームにとどまりましたが、グラナはいつも通りアトレティコを大いに苦しめました。特に「セットプレー」はロヒブランコにとって新たな敵となりました。なぜなら、この日のアトレティコはどちらのエリアでも冴えなかったからです。

自陣では、ディエゴ・シメオネ監督率いるチームがコーナーキックから同点ゴール(1-1)を許しました。アトレティコの下部組織出身であるマヌ・サンチェスが、ファーサイドで完全にフリーの状態からヘディングで決めました。ホセマ・ヒメネスはマークを外し、気づいたときにはもう遅かったのです。オブラクがボールに触れたものの、ゴールを防ぐことはできませんでした。

さらにアトレティコにとって状況は悪化する可能性もありました。試合終盤、レバンテが3-2と勝ち越すかのような場面があったのです。カルロス・アルバレスがサイドからのフリーキックを直接ゴールに流し込みましたが、VARの介入により、ゴール前でのオフサイドによる妨害が確認され、ヒル・マンサーノ主審はモニター確認後に得点を無効としました。これにより、マドリード勢は救われました。

守備面だけでなく、攻撃面でもセットプレーは問題でした。アトレティコはなんと21本ものコーナーキックを得ながら、1本も得点に結びつけることができませんでした。優れたキッカーであるバエナが多くのコーナーを担当していたにもかかわらずです。

この分野は今後の試合で改善すべき課題です。というのも、監督のディエゴ・シメオネにとって、セットプレーは試合の中でも極めて重要な要素だからです。レバンテ戦後、彼は次のように語っています。「運じゃない。これは努力だ。繰り返しやることだ。最適な連携を探すことだ。我々には良いキッカーも、優れたヘッダーもいる。この部分をしっかり鍛えて成果を出したい。あれだけセットプレーの機会があるのに、活かせないのは残念だ。」

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