マヌ・サンチェス、課題を残したままの“幾度目かの帰郷”

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アトレティコ・マドリーが11月8日(土)にメトロポリターノでレバンテUDと対戦するこの試合では、クラブ育成出身の選手のひとりが“帰郷”を果たします。

その選手とはマヌ・サンチェスです。彼は、かつて所属していたチームであるアトレティコと再び対戦することになります。マドリード出身の左サイドバックであるマヌ・サンチェスは、2014年にアトレティコ・マドリーに加入し、2019年にシメオネ監督の下でトップチームデビューを果たしました。2023年に正式にクラブを離れるまでの間、アトレティコでは公式戦5試合に出場しています。

アルコルコン生まれのサンチェスにとって、アトレティコと対戦するのは4つ目のクラブのユニフォームでのことになります。これまでオサスナ、セルタ・デ・ビーゴ、デポルティーボ・アラベスの一員として対戦しており、今回レバンテで4度目の対戦を迎えます。メトロポリターノでプレーするのもこれが4度目で、過去には2021/22シーズンと2022/23シーズンにオサスナの一員として、そして2024/25シーズン(昨季)にはアラベスとして同スタジアムで戦っています。

興味深いことに、このアトレティコ育成出身選手は、古巣との7度の対戦で一度も勝利したことがありません。成績は6敗1分で、その唯一の引き分けは昨季アラベス時代に記録したものです。

アトレティコでデビューしてから6年、サンチェスは3シーズン連続でオサスナにレンタルされ、その後アラベスでもレンタルプレーを経験しました。そして2023年、ハビ・ガランがアトレティコに移籍する際のトレードの一環として、セルタに完全移籍しています。

現在24歳のマヌ・サンチェスは、そのセルタからレバンテにレンタルされています。彼はすでにチームの主力として地位を確立しており、レバンテ側はもし今季プリメーラ(1部)残留を果たし、経済的にも余裕があれば、買い取りオプションを行使して完全移籍を実現する意向を持っています。

今シーズン、サンチェスはここまで10試合に出場し、合計860分プレーしています。出場可能な時間のうち87%を消化しており、招集された試合では91%で先発出場を果たしています。

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