マテウ・アレマニーのアトレティコ入りにより、同クラブが今冬の移籍市場で積極的に動くのではないかと見られています。補強の可能性があるポジションとしては、左サイドバック、センターバック、そしてピボーテが挙げられています。
その中で、ブラジルから1人の名前が浮上しています。それが、コリンチャンス所属のブレノ・ビドン(20歳)です。彼は「コリンチャンス」の中心選手の一人であり、現在クラブが抱える深刻な財政問題を背景に、資金確保のための放出候補になっていると報じられています。
とはいえ、コリンチャンスが彼を安売りするつもりはないようです。とはいえ、ブラジル国内の報道によれば、「良いオファー」が届けば売却に応じる構えだとされています。さらに、アトレティコはすでにコリンチャンスの元関係者と接触し、ブレノ・ビドンの現状について情報収集を行ったとも伝えられています。提示額はおよそ1,800万ユーロと見られ、コリンチャンスは彼の保有権の90%を所有しています。
ブレノ・ビドンはブラジルU-20代表に名を連ねており、アンチェロッティ監督率いるA代表の候補としても注目されています。契約は2029年まで残っており、今年1月にコリンチャンスと新契約を締結しました。しかし、クラブ側は財政再建のために近い将来の売却を想定しているとされています。
今シーズン、彼はブラジル全国選手権(セリエA)で28試合に出場し、1得点・1アシストを記録。その他の大会も含めると計48試合に出場しています。高い運動量と優れたボールタッチ、そして視野の広さを兼ね備えた左利きのボランチとして、すでに複数の欧州ビッグクラブの関心を集めている選手です。


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