レバンテ、アトレティコにとって頭痛の種。

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アトレティコ・マドリーは、代表戦による中断期間を前に、前回の代表ウィーク前と比べてはるかに良い状況で中断に入る可能性があります。しかし、その前に立ちはだかるのが、コルチョネロスにとって意外にも長年の「頭痛の種」となってきた相手――レバンテです。

ここ数年で1部と2部を行き来してきたクラブであり、主な目標が常に残留であったにもかかわらず、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督率いるアトレティコに対して見せてきた成績は、実に際立ったものです。

実際、アトレティコ相手の成績は、信じがたいことにFCバルセロナ級のものです。たとえば、アトレティコはラ・リーガにおける直近4試合でレバンテに一度も勝っていません(2分2敗)。これはアトレティコ史上、レバンテ相手における最長の未勝利記録です。しかもその前には、アトレティコが6試合中5試合で勝利し、レバンテがかろうじて1分けをもぎ取るのがやっと、という状況だったのです。

さらに注目すべきは、アトレティコ・マドリーが最も強さを発揮するホーム、メトロポリターノでの戦績です。この地でレバンテは、なんとFCバルセロナにしか成し得なかった偉業を達成しています。レバンテはメトロポリターノへの直近2回の訪問でいずれも勝利を収めているのです。シメオネ監督の下で、アトレティコがリーグ戦ホームで3試合以上連続で敗れた相手は、バルセロナ(2度、3連敗)とレバンテだけです。

これらのデータだけでも十分に警戒すべきところですが、さらに不安材料があります。レバンテはラ・リーガで、直近4度のマドリード州クラブへのアウェー戦のうち3試合で勝点を挙げています(2勝1分1敗)。これは、それ以前の同地域クラブへの11試合で記録した3勝8敗と並ぶ数字です。

つまり、数字の上でも、レバンテはアトレティコにとって「やっかいな相手」であり続けているのです。

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