代表戦による中断を経て、今週末にリーガFが再開しました。アトレティコ・フェメニーノはアルカラ・デ・エナレスのスポーツセンターでアルハマと対戦し、「勝利の道へ戻る」という使命を掲げて臨みました。そしてその使命どおり、イェンセン(2点)、ガビ、フィアンマの得点でムルシアのチームを圧倒し、見事な勝利を収めました。
ビクトル・マルティン監督率いるチームは、試合開始から積極的に攻撃を仕掛け、開始15分を待たずに先制のチャンスを迎えました。ガビとアマイウルが立て続けにヘディングシュートを放ちますが、惜しくもゴールには至りません。しかしその後、最初の得点が生まれました。イェンセンのゴールです。バスク出身の選手が見事な個人技を見せ、ラストパスを送ると、ノルウェー人のイェンセンが冷静に決めてチームを先制に導きました。その後もアトレティコは2点目を狙い続けましたが、やや落ち着いた展開となりました。
前半終了間際、今度は右サイドからルアニーが突破し、クロスを供給。これを再びイェンセンが押し込み、リードを広げました。
後半、アトレティコは勢いを保ったままピッチに戻り、ルアニーが惜しくも3点目を逃した直後(相手DFがゴールライン上でクリア)に、フィアンマのクロスをガビが頭で合わせてネットを揺らしました。絶好調のガビがまたも得点を重ねます。さらにその直後、チームは4点目を決めて試合を締めくくりました。得点者はフィアンマ。相手GKを巧みにかわして無人のゴールに流し込む、美しい一撃でした。
この結果、アトレティコは他試合の結果を待たずに暫定で2位に浮上しましたが、それ以上に、ビクトル・マルティン監督のチームが自信を取り戻す大きな勝利となりました。なお、負傷のためボー・リサはこの試合を欠場しています。次戦は日曜日、ラ・リオハでのデュクス・ログローニョ戦となります。
  
  
  
  
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