メトロポリターノの講堂では、「エル・アトレティ・ケ・ビエネ(これからのアトレティ)」の新たな回が開催されました。これは、クラブ幹部と職員が一堂に会し、クラブの全体的なビジョンを共有し、全員の結束を強めるために毎年行われる会合です。今回のイベントは、最高経営責任者(CEO)であるミゲル・アンヘル・ヒル・マリンが主導し、フットボール部門ゼネラルディレクターのカルロス・ブセロ、収益・運営部門ゼネラルディレクターのオスカル・マヨが同席しました。この日は、クラブがこれまでに取り組んできた仕事や進行中のプロジェクトを改めて評価する機会となりました。
ヒル・マリンは冒頭の挨拶で、設定した目標を達成するために全員が注いできた努力を称賛しました。その中で、最高レベルで競い続けることの重要性を強調し、特にファンへの配慮を最優先にする姿勢を改めて示しました。また、「スポーツシティ(Ciudad del Deporte)」建設の進捗についても前向きな報告を行いました。
一方、カルロス・ブセロは、スポーツ部門における各部署の現状を振り返り、新たにチームを強化する人材として、男子プロフットボール部門ディレクターのマテウ・アレマニー、女子プロフットボール部門ディレクターのベニ・ルビドを紹介しました。
オスカル・マヨは、収益・運営部門における前シーズンの成果を振り返り、ファンからの多大なサポートに感謝の意を示しました。また、スタジアムに導入されたさまざまな改善点を紹介し、とりわけ新たな演出設備「スカイリボン(Sky Ribbon)」を象徴的な進化として取り上げました。
イベントの締めくくりには、再びヒル・マリンが登壇し、次のように語りました。「皆さん一人ひとりの取り組みに誇りを感じています。クラブがさらに成長していくためには、皆さんの努力、責任感、情熱、そして何よりも“パッション”が必要です。このパッションこそが、我々の素晴らしいクラブの本質なのです。アトレティはこれからも競い続けなければなりません。しかしそれは、私たちらしいあり方で、生き方で、感じ方で行うのです。」
 
  
  
  
  
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