トーレスがクラブとの契約延長を希望「アトレティコのユニフォームを着続けたい」

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アトレティコ・マドリーに所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは今シーズン限りでクラブとの契約が切れる。トーレス本人はクラブとの新契約締結を希望しているが、なかなか交渉が進んでいない現状について、メディアの前で次のように述べている。

「フットボールのプレーヤーは簡単なものではない。それぞれが理想の場所でキャリアを送りたいと思っていても、その通りに事が進まないこともある」

「毎日生活を送っていく中で、一日の終わりには家族のために最良の条件でプレーできるかどうかじっくり考えるんだ。人生や情熱、自分の仕事と向き合いながらね。これはすべてのフットボールプレーヤーが向き合う問題さ」

1984年生まれ、現在33歳のトーレスはアトレティコ・マドリー育ちで、クラブ史上最年少でキャプテンを経験。2007年にリヴァプールに移籍した後、チェルシー、ミランを渡り歩いて2015年1月から古巣に復帰を果たしていた。

トーレスは「僕が何を求めているかは誰もが知っているはずだ。僕はアトレティコのユニフォームをこれからも着続けたい。それだけなんだよ」と続け、クラブへの愛を誓っている。

今シーズンは絶対的なスタメンの座は確約されず、ここまでリーグ戦30試合6ゴールの成績を残していた。すでにリーグ3位のフィニッシュが決まっているアトレティコ・マドリー。今夏リヨンのフランス代表アレクサンドル・ラカゼットの加入が高まっていると一部フランスメディアで報じられている状況だが、果たしてトーレスは新契約を勝ち取ることができるのか、その動向が注目される。

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