アトレティコ・マドリーのフォワード、フリアン・アルバレスは、アーセナル戦を前にエミレーツ・スタジアムの記者会見室で、ディエゴ・シメオネ監督とともに報道陣の前に姿を見せました。
アウェーで勝てていない原因について
「チームの状態はとても良いですが、アウェーの試合ではもう少し決定力を高める必要があります。ゴール前でより精度を上げること、それが今の課題です。」
イングランドに戻るのは初めて、より大きな挑戦になるか?
「対戦相手や大会の重要性を考えれば、大きな舞台です。ですが、私たちは1試合ごとに勝つことに集中しなければなりません。このチャンピオンズリーグの形式では、勝ち点を積み重ねることが大事です。最終的な順位表に関わるので、できるだけ上位で終えることが重要です。」
リーダーとしての役割を担う覚悟はあるか
「もちろん自分なりに目標は立てていますが、周りが何を言うかよりも、自分は常に全力で練習し、仲間を助け、できる限り最高のパフォーマンスを発揮することを考えています。そうすることで自分が選手として成長でき、仲間も日々の中で人として成長させてくれます。」
今のチームの状態、100%の力を出せば誰とでも戦えるか?
「はい、100パーセントの力を出せばどんなチームにも勝てます。素晴らしいチームを持っています。シーズンの入りは最高ではありませんでしたが、今はとても良い状態です。ケガ人もいましたが、チームは徐々に良くなってきていて、今はどんな相手にも十分に戦えるコンディションです。」
プレッシャーのかかる試合、明日に向けての心構え
「こういう試合では、確かに少し気持ちは変わりますが、私のやるべきことはいつも同じです。100%の力を出してチームを助ける準備をすること。どんな試合でも、決定的な場面で結果を出すことが大切です。明日は素晴らしいスタジアムでプレーしますが、自分たちの武器を使えば、きっと良い試合ができると思います。」
イングランドとスペインのサッカーの違いについて
「もしかすると、イングランドではより速いトランジションが多く、ウイングの選手たちもスピードがあります。ただ、多くの点で共通しています。結局、フットボールはフットボールです。アーセナルはポゼッションを好み、セットプレーにも強いチームです。私たちは自分たちの強みを生かして、相手にダメージを与えられると思います。」
アウェー戦での苦戦について ― 今回こそ打開のチャンスか?
「この試合で一歩前進し、アウェーで勝てるようになればいいですね。でも、それだけに固執しているわけではありません。これまでのアウェー戦も決して悪い内容ではなく、ほんの小さなミスで勝ちを逃しただけです。毎日その細部を改善するために努力しています。あと2~3の部分を調整できれば、アウェーでの結果も必ず変わるはずです。」
アーセナルについて
「ここ数年、アーセナルは素晴らしいチームであることを証明してきました。シティにいた頃もプレミアでよく対戦しましたが、本当に強いチームです。優れた選手、素晴らしい監督を擁しており、近年大きく成長しました。今ではあらゆる大会で優勝を争う存在です。」
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