攻撃的チームになったと評されるアトレティコ、シメオネ「新プレースタイルはL・スアレスの存在が生み出した」

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3日のチャンピオンズリーグ・グループA第3節、アトレティコ・マドリーはアウェーでのロコモティフ・モスクワ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ロコモティフが油断のならない相手であることを強調している。

「彼らの直近の14試合がひとりでに物語っている。その内の5敗は1点差以上で負けたことがなく、とても閉鎖的かつ競争的な試合を演じていた。ロコモティフは競うという意味を知っているチームだ。彼らの後退は見事で、カウンターは鋭い。守備的に素晴らしく、ピッチ上ですべきことをしっかり理解している」

DFステファン・サビッチは今季のアトレティコが「もっと攻撃を仕掛けている」と話していたが、そのことについて意見を求められたシメオネ監督は、こう返答している。

「私たちはもっと攻撃をするようになった。それここそ、あなたたち(報道陣)が求めていたことだろう。チームのそうしたプレーには満足している。ときに攻撃をしなければならず、ときには後退して守らなければならない。チームはしっかりとした意図でもってプレーに取り組んでいる」

アトレティコのプレースタイルの変化は、バルセロナから加入したFWルイス・スアレスの影響が大きいようだ。FWジョアン・フェリックスとFWアンヘル・コレアが連係を深めている理由を問われたアルゼンチン人指揮官は、次のように返答している。

「今のプレースタイルはスアレスの存在が生み出している。彼に給仕する必要性が生まれたということだ。&モラタはまた違う特徴を有し、よりスペースを生かすべきだった。一方でルイスは彼のそばに選手がいることを必要としており、そこから打撃を加えてくれる。私たちはフットボールの世界で最も重要なものを探している。つまりは、ゴールだよ」

「スアレスの選手としての特徴が、彼をサポートする必要性を生じさせた。私たちはファルカオ、またはコスタを中心としたときに、それぞれ異なるプレーを実践してきた。今、また新しい状況があるということだ」

「いつどんなときにも、選手たちの特徴が求めるべき道を指し示し、監督はそこからチームのポテンシャルを引き出すことになる。今後に起こり得ることや、期待や想像を私が共有することはない。フットボールは、その時その時に生じていくダイナミズムと状況を、どうやって扱うかにかかっている。パルティード・ア・パルティード(試合から試合へ)で、練習でつかむ感覚でもって進んでいかなければならない。各試合で、必要とされるプレーを見せていきたい」

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