ムッソ、スーパーセーブ連発で存在感を示す

フアン・ムッソは、リビアのベンガジで行われたアトレティコ・マドリー対インテル・ミラノの親善試合において、最も際立った主役の一人となりました。アルゼンチン出身の彼は、試合が最終的にアトレティコの勝利に終わった“立役者”といっても過言ではありません。

まず、スコアが1-1の場面で、相手の決定的なシュートを足で止めるスーパーセーブを披露。すでに観客席では「2-1だ！」という歓声が上がりかけていた瞬間でした。さらに、試合はそのままPK戦へと突入し、ムッソは2本のPKを止める活躍を見せ、ディエゴ・シメオネ監督率いるチームが4-2で勝利を収める結果へと導きました。

今回の親善試合は、ムッソのように出場機会の少ない選手にとって貴重なチャンスでした。実際、彼にとって今季の出場はこれが初めてであり、ヤン・オブラクがすべての試合をこなしていたため、これまで出番がありませんでした。それだけに、この試合は「チョロ」に対して、いつでも出場できる準備ができていることを証明する絶好の機会となりました。

ムッソは、昨シーズン、サン・マメスでのアトレティコでのリーグ戦デビューで好パフォーマンスを見せましたが、彼の主戦場はコパ・デル・レイでした。シメオネ監督は、この大会で彼を起用し、出場機会は多くなかったものの、このアルゼンチン人選手は、アタランタからの期限付き移籍が終了した後、アトレティコへの完全移籍を決断しました。