状況の展開を見れば、予想されたことでした。アトレティコ・マドリレーニョは、この節は試合がなく休養となります。
「RFEF(スペインサッカー連盟)は、アリカンテにおける悪天候のためのAEMET(スペイン気象庁)の赤色警報を受け、今週金曜日にリコ・ペレスで19時開始予定だったエルクレス対アトレティコ・マドリレーニョ戦を延期することを決定しました」と、クラブは発表しました。
また、試合の新たな開催日については、「これらの条件を踏まえ、RFEFは両クラブと協議のうえで試合を延期することを決定しており、近日中に公式な新日程を発表する予定です」と述べています。
安全が最優先であることは明らかですが、今回の延期は必要かつ不可避である一方、マドリードの下部組織よりも、むしろアリカンテのチームにとって好都合だと言えます。フェルナンド・トーレス監督率いるマドリレーニョは11ポイントでプリメーラRFEFグループ2の首位ですが、エルクレスは降格圏に沈んでおり、指揮官ルベン・トレシージャ監督の続投も試合結果次第という状況です。
昇格争いを目標に編成されたエルクレスは、ここ5試合連続で勝利がなく、18ポイント中わずか4ポイントしか獲得できておらず、最下位に位置しています。クラブ内では公にはされていませんが、トレシージャ監督への信頼はほぼ尽きていると見なされており、彼にとってこの試合は非常に厳しいものとなっています。
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