アトレティコ・マドリーは、62歳のマテウ・アレマニー氏を新たに「男子プロサッカー部門ディレクター」として迎え入れたことを発表しました。アレマニーはカルロス・ブセロ(フットボール部門ゼネラルディレクター)のチームの一員となり、トップチームおよびアトレティコ・マドリレーニョに関するあらゆる事項を統括するとともに、アカデミーのプロフェッショナル部門も担当します。
マテウ・アレマニーは本日(火曜日)付で新職に就任しました。クラブの公式サイトによると、「アレマニーはカルロス・ブセロと共にマハダオンダのスポーツセンターでトップチームを訪問しました。両名はディエゴ・シメオネ監督と面会し、現在マドリードでトレーニングを行っている選手たちにも挨拶を交わしました」と説明されています。
アレマニーは1990年にレアル・マジョルカでサッカー界でのキャリアをスタートし、様々な役職を歴任した後、2000年9月にクラブの会長に就任しました。その後、5年間にわたりクラブを率い、2009年には再びマジョルカの会長職に復帰しています。
2017年にはバレンシアCFのゼネラルディレクターに就任し、2年半その職を務めました。そして2021年3月にはFCバルセロナのプロサッカー部門ディレクターに就任し、今回アトレティコ・マドリーへと移籍することになりました。
これまで所属したすべてのクラブで優れた実績を残しており、アトレティコCEOのミゲル・アンヘル・ヒルが長年にわたり招聘を望んでいた人物でもあります。今回の就任により、引き続きカルロス・ブセロが統括する部門を補強しつつ、アレマニー自身にも意思決定権が与えられることになります。
彼の職務には、トップチーム、アトレティコ・マドリレーニョ、Cチーム、そしてすでにプロ契約を結んでいるアカデミー選手たちの統括に加え、日々のチーム運営への関与、ディエゴ・シメオネ監督との直接的な連携、クラブや代理人との交渉、そしてチーム遠征への同行などが含まれます。
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