スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、ウルグアイ代表との国際親善試合を控え、股関節付近に強い違和感を覚えたレアル・マドリードのMFシャビ・アロンソに代え、アトレティコ・マドリードのMFマリオ・スアレスを追加招集した。
1日に発表した招集リストでは、初の代表入りも囁かれたスウォンジーのMFミチュやベティスのFWルベン・カストロなどを選ばなかったデル・ボスケ監督だが、中盤の柱の1人の離脱を受けた今回、意外にも見受けられる決断を下した。これにはM・スアレス本人も驚きだったようで、招集を知った時の様子をこう説明した。
「まさか自分が選ばれるとは。正直言って信じられなかった。移動中のバスで流していたラジオで知ったんだけど、僕の名前が告げられると、チームメイトの皆が拍手喝采してくれたよ」
M・スアレスは一方、今回の招集が最初で最後にならないよう全力でアピールするとの意気込みを示した。
「自分はこれまで常に、代表入りは夢だと言ってきた。僕のことを信頼して戦力に入れてくれたデル・ボスケ監督には本当に感謝している。指折りの選手が揃った今のスペイン代表は、世界最高かつ史上屈指のチームだ。この経験を満喫し、今後も代表に呼んでもらえるようチャンスを生かしたい」
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