今季に向けてアトレティコ・マドリーがどうしても補強しなければならなかったポジションの一つが左サイドバックでした。例年通り、複数の名前が補強リストに挙がっていました。
メトロポリターノで最も好まれていたのはアルバロ・カレーラスでした。しかし、ベンフィカが要求する高額な移籍金に加え、最終的に下部組織出身の選手に5,000万ユーロを支払ったレアル・マドリーの介入により、実現は不可能となりました。
また、リバプール所属のロバートソンについても話題となり、本人もそれを認めています。最終的にアタランタからマッテオ・ルッジェーリが加入しました。それまで候補に挙がっていなかった選手でしたが、さまざまな理由から最終的に選ばれる形となりました。さらに、同じポジションでプレーできるハンツコも獲得しました。実際、彼はすでにシメオネのもとでその役割を複数回務めており、レアル・マドリーとのダービーでもプレーしました。
そして、もう一人名前が頻繁に挙がったのが、現在30歳でバイヤー・レバークーゼンに所属するアレックス・グリマルドでした。選手本人、そしてドイツのクラブとも話はされましたが、要求額は約3,000万ユーロであり、決定的な動きには至りませんでした。
現在、このバレンシア出身でバルセロナの下部組織で育った選手が、アトレティコ・マドリーとの接触を認めました。若き日のクラブであるバルセロナ、さらにはレアル・マドリーとも話があったことを明かし、シャビ・アロンソが彼を連れて行く可能性もあったと語っています。
「アトレティコ・マドリーとは会話がありましたが、ご覧の通りほとんど何も実現しませんでした」と、グリマルドは『El Larguero』(カデナ・セール)で認めています。さらに「バルサへ行く可能性もありましたが、それも実現しませんでした」と明かしました。
「シャビ・アロンソと一緒にマドリードへ行く可能性も常にありましたが、最終的に実現しませんでした。彼らはアルバロ・カレーラスを獲得し、シャビと行く機会はありませんでした。常にオプションは存在し、話はされますが、最終的に実現しなかったということは、そうなるべきではなかったということです」と、レバークーゼン所属の左サイドバックは説明しました。
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