アトレティコ・デ・マドリーには、最近のメトロポリターノでの好調を、アウェーでの試合にも持ち込むという課題があります。振り返れば、ホームでは直近の4試合すべてに勝利しています。ビジャレアルに2-0、ラージョ・バジェカーノに3-2、レアル・マドリーに5-2、そしてアイントラハト・フランクフルトに5-1です。
この4連勝、特に直近の3連勝は、サポーターの間に大きな高揚感をもたらしました。単なる勝利だけでなく、特にダービーと最後のチャンピオンズリーグでの試合での戦い方が重要でした。いずれも5得点を挙げる快勝であり、非常にインパクトのある内容でした。
ドイツ戦のあと、グリーズマンはこの変化を次のように説明しました。「リズムが変わった。かなりプレスをかけ、アグレッシブに戦い、試合にテンポを加えている。それが自分たちの強みであり、自分たちのフットボールであり、このまま続けなければならない」と。
次は、そのスタイルをアウェー戦に持ち込む番です。最初の相手はセルタ・デ・ビーゴです。同チームは木曜日にヨーロッパリーグでパオク・サロニカと対戦した後で疲労が残っているでしょう。ただし、クラウディオ・ヒラルデス監督は選手の負担を調整することに長けているのも事実です。もっとも、セルタはリーガを良い形でスタートできておらず、現在は降格圏と勝ち点で並んでいます。
アトレティコは、この試合で今季アウェー初勝利を狙います。これまでメトロポリターノを離れての戦績は2敗2分です。開幕戦でエスパニョールに1-2で敗れ、その後アラベス戦では1-1で引き分けました。代表戦の中断後は2つの島へ遠征しました。まずイギリスでリバプールと対戦し、後半アディショナルタイムにファン・ダイクのゴールで2-3と惜敗。その後パルマでは、85分にムリキの得点で1-1に追いつかれ、マジョルカと引き分けました。
そのため、アトレティコのロッカールームでは、監督陣も選手も「5度目の挑戦で初勝利をつかむ」ことに集中しています。目標は、サポーターの間に沸き起こったこの勢いを、メトロポリターノ以外のスタジアムでも再現することです。
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