土曜日に行われたアトレティコ・マドリーとレアル・マドリーのダービーでは、緊張した場面がいくつもありました。そのひとつが、コケとヴィニシウスの間で起きたやり取りです。両者は試合中に何度も衝突し、番組「El Día Después」のカメラがその様子を捉えていました。
最初に起きたのは、あるプレー中にヴィニシウスがコケに向かって「くそ泣き虫」と言い放ったことです。コケはそれを冗談めかして受け止めました。その後、ヴィニシウスは「お前はいつも、ピッチで話したことを全部メディアに漏らす」と非難しました。しかし、実際にはそうしたことが伝わったことはなく、この場面でも全てを記録していたのはカメラでした。「お前はいつも、いつもメディアにしゃべるんだ。俺が言ったことを全部メディアにしゃべる」と彼は主張しました。
その後も両者は再び衝突し、ル・ノルマンとエムバペが間に入り、二人を引き離しました。その際、コケはフランス人FWを指さし、ヴィニシウスに向かって「彼こそが最高の選手だ」と言いました。するとブラジル人は「もちろんだ。でも彼は俺と一緒にプレーしているんだ。だから俺たちはもっと勝つ」と応じました。そこでコケは用意していた一言を放ちました。「お前は食い物にされるぞ」。
この火花は以前から続いており、今後のマドリード・ダービーでもさらなる因縁が続くのは間違いありません。その始まりは、来年1月に行われるスペイン・スーパーカップの準決勝で、再び両チームが顔を合わせる試合になるでしょう。
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