アトレティコ・マドリーは、レアル・マドリーとのダービーで大勝した翌日の9月28日(日)、練習を再開しました。場所は同じくコルチョネロの本拠地メトロポリターノで、試合翌日に行われる典型的なセッションが実施されました。
この日の練習では、ダービーに先発出場した選手たちはジムでのセッションとリカバリーが中心でした。一方、それ以外の選手たちは、フィジカルトレーニングとボールを組み合わせた、より負荷の高いメニューをこなし、ドリブル、プレッシング、パス練習に加えて、多少の戦術練習も行いました。
ピッチ上に姿を見せたトップチームの選手はわずかでした。シメオネ監督のもとでトレーニングを行ったのは、マッテオ・ルッジェーリ、ナウエル・モリーナ、マルク・プビル、ハビ・ガラン、コナー・ギャラガー、アレックス・バエナ、アントワーヌ・グリーズマン、アレクサンデル・セルロート、カルロス・マルティン、ジャコモ・ラスパドーリ、そしてホセ・マリア・ヒメネスでした。特にウルグアイ代表のヒメネスは、チーム復帰に向けたリハビリの最終段階にあり、その姿が注目されました。
ヒメネスは段階的に復帰を進めています。たとえば、試合前日のトレーニングではチームと一緒に練習していませんでしたが、この日は合流しました。彼はクラブワールドカップで筋肉系のケガを負い、その後シーズン開幕後に再発したため、実質的にプレシーズンを過ごせていません。そのため、コーチ陣は慎重に対応しています。
一方、負傷者2人のうちの1人については大きな朗報がありました。ティアゴ・アルマダが回復の次のステップに進んだのです。アルゼンチン代表の活動中に負った筋肉系のケガで直近4試合を欠場していましたが、この日はスパイクを履いてピッチに立ち、ランニングやスプリント、ボールタッチまでこなしました。
それでも、スタッフは無理をさせるつもりはなく、代表ウィーク明けの復帰を想定しています。回復は順調ですが、セルタ戦の招集リストには入れないのが理想と考えられています。というのも、もしセルタ戦に招集すればアルゼンチン代表から呼ばれる可能性があり、意味のない親善試合2試合のために遠征しなければならなくなるからです。アルゼンチン代表の試合で負傷し、アトレティコで回復に時間を費やした直後に、再び代表で試合をすることになれば、かなり厄介な状況になってしまうのです。
もう1人の負傷者、ジョニー・カルドーソは、この日報道陣に公開された時間帯にはピッチに姿を見せませんでした。アメリカ人のカルドーソは、9月15日(月)の練習で足首を捻挫しており、そのためリバプールやマジョルカへの遠征には帯同せず、ラージョ戦、レアル・マドリー戦も欠場しました。
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