「非常にタフなダービーと、開始1分から勝利を目指すアトレティコを期待している」

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マリオ・スアレスは、ここ数十年で最も注目されたアトレティコ・マドリーのカンテラーノの一人であり、永遠のライバルとのダービーを数多く戦う機会を得ました。カンテラ時代から始まり、タイトルが懸かった決勝戦を含め、トップレベルでの数々のダービーに出場しました。

現在は解説者という立場から、ディエゴ・パブロ・シメオネ率いるチームの現状を分析し、これからの試合に何を期待できるかを語っています。マドリード出身の彼は、マオウとラ・リーガの企画で「とても厳しい試合になる」とし、アトレティコ・マドリーは「最初の1分から勝利を目指してプレッシャーをかけてくるだろう」と述べました。

「このダービーはとても厳しい試合になると思います。アトレティコは最初の1分から勝利を目指して、前からプレッシャーをかけてくるはずです。今のチョロのチームがやっているように」と語ったスアレスは、レアル・マドリー相手に通算20試合に出場し、キャリアで最も対戦した相手であり、そのうち6度勝利を収めました。その試合のうち13試合はアトレティコのユニフォームを着て臨みました。

元MFの彼にとっては、ストライカー同士の対決が勝敗を大きく左右するとのことです。「フリアン・アルバレスもエムバペも非常に強力です。また、チームにおいてはフォワードとゴールキーパーが重要な存在だと思います。両チームのGKは世界最高の一人ですし、FWも同じくチームのリーダーです」と語りました。

しかし、個人的なお気に入りの選手を選ぶとしたら、彼は迷いがありません。「私はコケに特別な思い入れがあります。彼は高いレベルでプレーしているので、先発することを願っています。彼はクラブのレジェンドなので、この試合で彼に大いに期待しています」

戦ったダービーについて
マリオ・スアレスは、クロースやモドリッチといったレアル・マドリーの選手たちとの厳しい対戦を振り返りました。「クロース、モドリッチ、カゼミロ、シャビ・アロンソといった選手たちと対戦しました。彼らはいずれも最高のレベルにあり、激しい戦いでした。彼らに考える時間を与えてはいけないことを分かっていました。レアル・マドリーには世界最高の選手たちがいましたが、アトレティコにもマドリディスタが警戒せざるを得ない選手たちがいました」と説明しました。

最後に、いまは選手時代よりも試合を辛く感じると打ち明けました。ファンや解説者として試合を見るからです。「今は違う形で試合を見ていますが、もちろんアトレティコに勝ってほしいと思っています。奇妙なのは、自分がもうピッチで仲間を助けることができないことです。自分次第ではないと、余計につらいのです」と語りました。

「試合前のロッカールームでは、選手は別人になります。ピッチに出てファンの前でプレーしたいという気持ちでいっぱいになります。その瞬間には、とても美しい仲間意識が漂うのです」と、マオウとラ・リーガの企画の中で語って締めくくりました。

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