21日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループA第1節、アトレティコ・マドリーは敵地アリアンツ・アレーナでのバイエルン・ミュンヘン戦で0-4の大敗を喫した。試合後会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、自チームのプレーに大きな問題がなかったとしつつ、決定力の差がスコアに表れたとの見解を述べている。
「先制点が影響した? 一つのプレーや最初のゴールを心に残しているわけではない。対戦相手は、ガツンとしていた。迎えたチャンスを素晴らしいゴールとアグレッシブさで物にしていったということだ。私たちは良いパフォーマンスを見せたが、しかし彼らの確信的なプレーが試合を決定づけた」
「私たちがあまりに多くのミスを犯したのか、彼らの優れているところが出たのかは分からない。バイエルンは多くの攻撃的選手たちがエリア内に押し寄せた。ボールを奪うや否や、素晴らしい展開を見せていたね。私は自チームの姿勢に満足している。ゴールを求めていたし、フィニッシュでもう少し明敏であったら、それを手にできたはずだった。私たちはオフサイドだった(ジョアン・フェリックスの)ゴールがあったが、ライバルの確信性が差となって表れた」
「監督として最も無力感を覚えた試合だったか? 敗戦は後味が悪いが、しかしポジティブなことが数多くある。私は楽観的だし、未来に私たちをより良くすることだけを心に残したい」
ここ最近、アトレティコ、バルセロナ、レアル・マドリーのラ・リーガ勢はCLで勝ち進むことができていない。昨季にはバルセロナがバイエルンに2-8で大敗する出来事もあったが、ラ・リーガが過大評価されていると問われたシメオネ監督は、次のように返している。
「それはあなたたち(報道陣)で話せばいい。議論できることだろうし、結果が結論を左右するのだろう。セビージャはヨーロッパリーグを勝ち取り、マドリーはCL三連覇を果たした。すべてはその時その時に起こることであり、各チームは変化していくものだ。現在、バイエルンは素晴らしい時期を過ごしている」
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