プビルの待望のデビュー、絶好のタイミングでアンフィールドの鍵となる可能性

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メトロポリターノで行われたアトレティコ・マドリー対ビジャレアル戦は、コルチョネロスにとって朗報をもたらしました。得点を挙げヒーローの一人となったニコ・ゴンサレスだけでなく、他にも初出場を果たした選手がいたのです。

マルク・プビルがついにアトレティコ・マドリーで初出場を果たしました。カタルーニャ出身の彼は、後半にロビン・ル・ノルマンが負傷で退いた77分に交代出場しました。

スペイン年代別代表経験を持つ彼にとって、これは4度目の挑戦でようやく叶ったデビューでした。本人もSNSで「ついにみんなが待ち望んだ勝利が来ました。この3ポイント、そして待望のデビューを果たせて幸せです。まだまだ続きます」と喜びを語っています。右サイドバックとして契約しましたが、今回はシメオネ監督が可能性を見込むセンターバックでの出場でした。

このデビューはまさに絶妙なタイミングでした。というのも、ビジャレアル戦ではダヴィド・ハンツコとロビン・ル・ノルマンがともに負傷退場したからです。スロバキア代表のハンツコは足首のねんざでリバプール戦(アンフィールド)出場は難しい状況です。ル・ノルマンは比較的軽症で出場の可能性がありますが、それでもセンターバックは不足しています。クラブ・ワールドカップ以来ホゼ・マリア・ヒメネスも負傷離脱中であり、プビルがプレーした最初の数分間は非常に重要な意味を持ちます。シメオネ監督は、リバプール戦で先発、もしくは途中出場で彼を起用する可能性が高いと見られます。

このデビューは、アルメリアでの活躍によりミランやウルブズといったクラブからも注目されていた彼にとっても救いとなりました。アトレティコは彼の獲得に固定で1,600万ユーロ、さらに出場試合数やプレー時間など条件に応じて400万ユーロを追加で支払う契約を結びました。

なお、当初プビルは右サイドバックの第一候補でした。アトレティコはヘスス・アレソの獲得に迫っていましたが、最終的にナバラ出身の彼はアスレティック・ビルバオに加入しました。その結果、アトレティコは市場でプビル獲得の好機を見出したのです。

シメオネ監督は『El Partidazo de Cope』で次のように語りました。「カルロス(ブセロ)やミゲル・アンヘルとプビルの件について話し合い、全員が合意しました。アルメリアで非常に良いプレーをしていた選手で、市場に現れたチャンスでした。私も了承しました。他の選手とは異なり、プビルはそれほど時間をかけずに決まりました。アルマダやバエナのように長く検討してきたわけではありません。カルドーソやハンツコの件もそうです。昨年から話があった案件でしたから…。今、私は気に入っているチームを持っています」

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