人種差別発言容疑のMFエムレ、あらためて禁固刑の可能性

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フェネルバフチェなどでプレーし、現在アトレティコ・マドリーで活躍しているトルコ代表MFエムレ・ベロゾールだが、フェネルバフチェにいた当時、トルコリーグでトラブゾンスポルと対戦した際に、対戦相手のコートジボワール人選手ディディエ・ゾコラに人種差別的発言をしたため、禁固刑に処される可能性があるとトルコの地元紙が報じている。

 4月15日のリーグ戦でエムレは、ゾコラに対して「汚い黒人め」などと発言したとされている。エムレ自身、試合中に相手を誹謗したことは認めているが、「人種差別の意図はなかった」と説明。エムレはこの件で当時、2試合の試合停止処分を受けた。だが、事態を重くみた対戦相手のトラブゾンスポルが人種差別を理由にエムレを訴えたところ、人種差別の意図があったとの判決が下され、半年から2年の禁固刑が処されるかもしれないと地元紙は報じている。

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