アトレティコ・マドリーは移籍市場の最終日程に差し掛かっています。補強に関してはすでに大部分の作業が終わっており、残るは放出に集中する段階です。それはトップチームの選手に限らず、カンテラ所属選手にも関わることです。
クラブ・コルチョネロとミランデスは本日、アカデミーでもっとも有望なカンテラーノの一人であるサリム・エル・ジェバリの移籍を発表します。スペインとモロッコにルーツを持つこの選手は、ブルゴスのチームでキャリアを続けることになり、かつてのセルヒオ・カメージョ、ロドリゴ・リケルメ、ハビ・セラーノ、カルロス・マルティン、そして今シーズンのパブロ・ペレスらが歩んだ成功の道をたどります。
今回の取引は、今夏のカンテラ出身選手に関する他の事例とは異なります。たとえばアレハンドロ・イトゥルベやアドリアン・ニーニョのように完全移籍ではありません。あのケースではアトレティコが選手を売却しつつ、将来的な復帰を見据えて保有権の50%を保持しました。しかし今回のエル・ジェバリの場合は、1年間の期限付き移籍という形でミランデスに加わります。なお、選手は2026年までアトレティコとの契約を結んでいます。
21歳のストライカーは、後半戦をカルタヘナに期限付き移籍して過ごした後、新たな挑戦先を数週間探していました。2025年8月、カルタヘナは買い取りオプションを行使しない決断を下し、エル・ジェバリはアトレティコに戻ってきました。
サリム・エル・ジェバリは2024年3月9日(土)、ラ・リーガのカディス戦にてアトレティコでデビューを果たしました。ヌエボ・ミランディージャのピッチに78分から途中出場しました。
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