アトレティコ・マドリーのディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、今季の大きな補強の一人であるアレックス・バエナの状態に強く注目しています。バエナは筋肉系の負傷により、エルチェ戦を欠場しました。
アルメリア出身の同選手は、RCDEスタジアムでの試合に先発出場し、68分にアントワーヌ・グリーズマンと交代しました。先週の月曜午後のセッション、そして翌火曜午前の前半部分のトレーニングには参加しましたが、その後に監督が行う戦術的な実戦練習には加わりませんでした。
このトレーニングを終えた後も違和感が残ったため、メディカルチェックを受け、「軽度の筋肉損傷」と診断されました。そのため、リヤド・エア・メトロポリターノでのラ・リーガ、エルチェ戦を欠場することとなりました。
「代表選手は、水曜のトレーニング中に違和感を訴えた後、メディカルチェックを受け、その結果、軽度の筋肉損傷であることが確認されました」とクラブは当時、公式ウェブサイトにて声明を発表しました。
さらに「背番号10のロヒブランコは、理学療法やジムでのリハビリ作業を行い、回復状況に応じて復帰時期が決定されます」と説明しましたが、具体的な離脱期間については明らかにしませんでした。
この種の負傷は通常、復帰までに1週間から10日ほど必要とされます。クラブ内では、今週末8月30日(土)にメンディソローサで行われるアラベス戦には、ぎりぎり間に合うかもしれないと見られています。
ただし、負傷の性質上、無理をさせたくないのも事実です。選手自身はできるだけ早く戻りたいと望んでいますが、回復が予想以上に進まない限り、今週末の出場は難しい状況です。
もしビトリアのチームとの一戦に間に合わなければ、復帰は9月13日または14日のビジャレアル戦まで持ち越される見込みです。この間には代表ウィークによるラ・リーガの中断があり、仮にそうなれば、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が招集する可能性があったスペイン代表への呼び出しも逃すことになるでしょう。負傷明けの現状を考えれば、招集される可能性は低いと思われます。
現時点では、バエナはアトレティコの一員としてメトロポリターノでの初戦を観客席から見守ることしかできませんでした。アルメリア出身の彼は、エルチェ戦で戦う仲間を一人のサポーターのように応援しており、家族とともにVIP席に姿を見せていました。
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